オリンピックのマラソン、競歩は札幌案で落ち着いた。
→小池都知事「合意なき決定」苦渋のマラソン札幌移転受け入れ(ヤフーニュース)
今回の件で思ったのは、突然のIOCの意向変更に、東京側の「ドーハと東京は違う」という意見が真っ先に出てきたことです。
「東京は当初から暑さ対策をしてきたので、同じように考えないで」という意見なんですけれども。
思い出したのですよね。チェルノブイリ原発事故が起こった時、日本の原発関係者たちはこぞって、言っていた。
「日本の原発ほど安全、安心なものはないのです。チェルノブイリと日本の原発は違う」って。
しかし、レベル7の原発事故が起こってしまった。
想定内でも想定外でも、何が起こるかわからないのが天変地異であり、昨今の気象現象の厳しさです。
科学技術を持ってすれば乗り越えられない壁はない、AIが進化して、人類の生活は、どんどん利便性が高まり未来は明るい・・・なんて思っている人はこの事実を。
「原子力明るい未来のエネルギー」小学生の時この標語を考えた少年は、事故の後「原子力破滅未来のエネルギー」と書き換えました。
→26年目の訂正・気づいたら変える
科学技術は最先端になればなるほどわからないことが増えていくそうですよ。
そして最先端の方たちは、科学技術に対しても、とても謙虚。これだけやったから東京はもう安心、なんてことはないのです。
→この世はわからないことだらけ
8月の札幌でも真夏日はあるから、もちろん絶対安心ではないけれど、東京よりはリスクは格段に減る。
東京には東京の準備を進めてきた立場がありますからその思いもわかりますし、IOCに対して恨みつらみを持っている人もいるかもしれませんけれど。
IOCバッハ会長は423P(理性)、コーツ副会長は323P(意欲)というパワーのエネルギーがありますので、今回のことは本気で全体を考え、アスリートファーストを考えたのだと感じました。
取り返しのつかないことが起こる前に「気づいたら変える」
まずは、仕切り直しができて良かったと思います。
「そもそも日本の7、8月で開催するほうが
おかしい。
ちょっと考えればわかるはず。」(^^;)
「みんなそう思ってるよねー。」(^^)v
次回サッカーW杯のカタールも
暑さ対策に苦慮し、異例の11月開催に
結局変更されています。
いいなぁ。(´-ω-`)
見てる方だって、選手がばたばた倒れていくのを見るのは辛いですよね。
アメリカのスポンサーの都合らしいですけど、やっぱりお金優先は、本末転倒。
サッカーワールドカップ、11月ですか!
知らなかったけど、いいアイデアですよね。
それだけで余計なストレスもコストも減る。
>いいなぁ。(´-ω-`)
ほんと、いいなぁ~。