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分断を煽るネット工作にロシア政府関与か?

2018年01月24日 | 社会のニュースを考える

昨年、書いたこの記事。ロシア国内から、2016年米大統領選へのネット工作が行われた、と疑われている件です。
 →アルバイト感覚で偽情報を拡散したロシアのネットサポーターズの存在がばれた

その後の報道がなされないため、気になっていましたが、23日テレ朝の「グッドモーニング」の池上彰氏のコーナーで取り上げられていたので。上記記事と重複する部分もありますが、映像だと、よりわかりやすいと思います。
ドイツ、フランス、オランダの選挙にも影響を与えていたのではないかと言われています。

以下。




ロシア第二の都市、サンクトサンクトペテルブルクにある、4階建てのビルが拠点となり、ネット工作が行われていた可能性がある。




アメリカ大統領選、イギリスのEU離脱か否かの国民投票にも影響を与えたと言うが・・




ここでバイトしていた人の証言は、こちらの東京新聞の記事
ロシア、昼夜「偽情報」戦 バイト感覚で数百人書き込み




欧米社会の分断を煽るような書き込みが大量に繰り返される情報操作




米議会の公聴会では、フェイスブック、ツイッター、グーグルの幹部が呼ばれ追求された。




ビルに拠点を置くとされる「インターネット・リサーチ・エージェンシー」。
米情報当局は、プーチン大統領に近い情報機関関係者が資金源になっていると指摘。




ヒラリー・クリントンへの終わったはずのメール問題を蒸し返すなど、ネガキャンを行っていた。







同様に、イギリスのEU離脱に関しても・・




イギリスガーディアン紙によると、離脱を呼びかけていたのはロシア政府との関連がある企業




ロシアは、クリミア併合をめぐって欧米からの制裁を受けていたので、




欧米の分断をはかる目的があったのではないか




同様に、フランス、イギリス、オランダの選挙にも、ネット工作の疑惑が…



ロシアにとって、欧米が一つになって自分達に対峙されるより、分断され割れることで、足並みが揃わなくなることこそ、願ったり叶ったりではないかと感じていました。
プーチンは、まことに悪い知恵の働く人で、欧州だけでなく太平洋側の守りとして、北朝鮮の存在がとても重要と考えていますから、北の中国への依存を断ち切らせ、ロシアに頼らせることで金正恩を操り、さらに東アジアがそれぞれ疑心暗鬼で対立することも願ったり叶ったりではないかと思います。
後ろの正面だーれ?

マイナス60度以下にもなったロシア・サハ共和国の極寒。日本にあっても、この冬の寒さを知れば知るほど、ロシア人があたたかい海側に進出したいという、その気持は本当に良くわかります。
でも、なんていうか、他国と友好状態を保持して、もっとうまくやればいいのに、策を弄して他国を混乱させ、さらなる漁夫の利を得ようとするからダメなんだろうなと思います。現状は、プーチンの思惑通りで動いているのかもしれませんが、こうして、すでに疑惑として俎上に上がってしまっているのですから。
・・・周辺諸国を従えて君臨した旧ソ連のような国家体制に戻したいのかもしれませんけど。

また、2016年の12月には、プーチン大統領を安倍さんの地元山口県にわざわざ招いて、歓待していたことが思い出されます。
表向きの話とは別に、あそこで二人、一体どんな話をしたのか気になるところです。


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