この兵庫県知事選、統一教会だの立花孝志だの、胡散臭い人たちが暗躍して、他陣営や県議会議員らに露骨に嫌がらせみたいなことしていたっていう悲しさと。
あらたに斎藤知事に依頼を受けた地元のPR会社が関係していたことがわかった。
会社の代表のSNSから、この成功体験を次につなげようとしている気持ちが見え見えで、うっかり選挙の裏側を世界に向けて発信してしまったものだから、大騒ぎになってしまった。
本人に頼まれて選挙戦略を練って、ハッシュタグを作ったりイメージ戦略をして、報酬をもらうことはいけないっていうことですね。選挙の手伝いしてお金をもらえば「買収」に当たる。
Xより。
恐ろしいことが書いてある…。選挙のための業務としてハッシュタグを広めたりしていた場合、その報酬は「買収」となるわけですが…大丈夫でしょうか。兵庫県知事選挙における戦略的広報:「#さいとう元知事がんばれ」を「#さいとう元彦知事がんばれ」にhttps://t.co/EYeUi7d64A
— 久世高裕 犬山市議会議員 (@kuze_takahiro) November 21, 2024
よく選挙の時って、当選請負人?みたいな人がいて、裏方で活躍したりしているようですが、かれらは報酬をもらっていないってことですか?
それとも後日、別の形で政治家からお礼が届くんでしょうか?
電通なんかが、政党のテレビCMを作ったりするのは、いいのでしょう。「買収された」っていうニュースは聞かないから。選挙期間中はだめって言うこと?
一般人にとっての選挙は、応援したい人にただ投票するだけですから、裏方のやっている仕事については、よくわからないものね。
みんなボランティアなんでしょうね。
選挙にお金がかかるって言っていたし、実は私もこのPR会社の代表と同じで、お金のある政党に限って、てっきり入っているのだと思っていました。知らなかったわ。
「郵政民営化は改革の1丁目1番地」とか、「取り戻す」「取り戻す」とか、「怖そうに見えるけどパンケーキが好きなおじさん」とか、洗脳的印象操作にがんばっていたから、どこかのプランナーの差し金とばかり。恥。
PR会社の代表、「がんばった!やった!つぎもよろしくね」みたいなノリで、経験値の浅さから裏側を世界中に発信してしまったから、本人は痛恨の極みかもしれないけど、世間的にはグッジョブでしたね。
(個人的には、立花孝志の方がやっていたことの方が、悪意を感じてだめだ)
「種まき」「育成」「収穫」と名付けた3つのフェーズ。
街角で一人律儀にお辞儀をしている最初の頃が「種まき」なら、SNSをたくみに使いこなし、徐々に応援する人が増えてきて(統一信者のボランティアでも)、行列ができると並びたくなる人間の習性、繰り返されるハッシュタグとSNSで人を呼び込む(育成)、最後は感動のフィナーレだ(収穫)、っていう筋書きがあったかもしれませんね。
テレビの情報に惑わされない人たちが、ネットの情報、ネットイメージ戦略には簡単に飛びついて乗せられてしまう。
マスコミの煽りに影響を受けて郵政民営化に賛成するのも「民意」なら、youtubeやXなどを使ってPR会社の意図的な投稿を通じ、パワハラ知事を悲劇のヒーローにして再選させるのも「民意」か。
本当に「民意」ってなんだろう。本当の「民意」ってどこにあるのだろう。
私たち、昨日も今日も、誰かの作った民意に、知らずに乗せられていないかな。