この季節になると、林縁ではヌルデの幼木が目につきます。
地味めな色づきの里山では 特別きれいな色合いで
葉軸に翼があって 同定しやすいのも嬉しい。
手持ちの図鑑によると「花や果実は取り立てて観賞価値はないが
秋には美しく紅葉し 野山を錦絵にかえる」だそうです。
一応、褒められているんでしょうね。
これは ヤマハギかな?
閉鎖花ばかり見ていた キッコウハグマは
ようやく 開放花に出会えました。
開放花 と 閉鎖花による痩果
お花の変化の様子が よくわかる株がありました。
蕾(右下)→ 雄性期(中央)→ 雌性期(左上)
左上の花が一番初めに咲きました。
原っぱへ行ってみると
まだ咲いていた アキノタムラソウを キタキチョウが吸蜜中
キタキチョウは成虫で越冬します。
ヤマトシジミが ノジスミレにきていました。
近くには カタバミが咲いてるのに、スミレも好きなのかな??
越冬態は 幼虫だそうです。
その ノジスミレは 返り咲きすることが多いです。
いびつな花を咲かせることも多くて
わかりにくいけれど、この花は距がふたつありました。
他の場所でも スミレが咲いているかも・・と
見回ってみると
コスミレが一輪
弾ける直前の種もあります。
スミレ(マンジュリカ)も一輪
タチツボスミレも一輪
昆虫は めっきり減ってしまったけれど
暖かな日が多いので スミレは もう少し見られるかもしれません。
この時期に目立ちますね。
すみれも春とか夏だけでなく返り咲きというのがるんですね。
勉強になります。
キッコウハグマの花は愛らしいですね。毎年見たくなります。
写真がボケてますすが、雌性期の花は雌しべの先がくるっと割れて
雄性期の花は花粉を出していて、それも綺麗だと思います。
返り咲きは、春と間違えたのだと思いますが、一般的には狂い咲きと言われてます。
お花が見られて私は嬉しいですが・・。
とっても魅力的な樹木だと思うのですが・・・
先日、私もキッコウハグマを見に行って来ましたぁ。
狭山丘陵でも閉鎖花を多くみかけるのですが
本当に妖精の様に可愛らしくて
ついつい地ベタに付くほどにして撮ってしまいます。
雄性期→雌性期があるとは知りませんでした・・・
今度はちゃんと観察しようと思います!
スミレの返り咲きに出会えて羨ましい~
やはりスミレはイイですよネ
徒然写真帳管理人さんは樹木がご専門でしたね。
きっと、どんな木でも 一年を通してご覧になっていて
それだけ思い入れがおありなんでしょうね。
私も、もっと樹木のひとがわかるようになりたいです。
キッコウハグマは可愛い花ですよね。
今回は小花が一つだけ開いた花と 二つ開いた花と 三つとも開いた花があって
それぞれに愛らしくてニヤニヤしてしまいましたが、写真がうまく撮れなくて残念でした。
この時期にスミレを見ると嬉しいですよね。shiro169さんもなんですね。
いえいえ、観察力が素晴らしいのは 多摩NTの住人さんです。
私など足元にも及びません。
今年のキッコウハグマの開放花にようやく出会えました。
個人的には花粉を出しているときが 色があって好きですが
やはり、いろんな状態を観たいですね。
「樹木のひと」ではなくて、「樹木のこと」です。