昨秋、はじめましての milkさん
三回目の 野うさぎさんと ご一緒した このコースでは
晴天に恵まれ、素晴しい展望と紅葉を楽しみました。
このお気に入りの山を、いつも一緒に歩いてくれている友人たちに 紹介したい
そして、前回感じた三つの?を解明しようと、再度訪れてみました。
甲斐大和駅から 上日川峠行きのバスは、一本前の電車で着いても 座りきれないほどの人数で
やはり 臨時便がでました。
小屋平バス停から ハルゼミの鳴き声を聞きながら登めると
今日も富士山が見えました。
落葉松はすっかり 緑色です。
足元には可愛いお花たち・・・ キバナノコマノツメも咲いています。
キバナノコマノツメ/クワガタソウ/キンポウゲ
サラサドウダンが あちらこちらで花をびっしりと付け、虫たちが元気に飛び回っています。
展望が開け、小金沢山が見えてきました。
おとなりの富士山は、雲に隠れる寸前で
振り返って見ると、南アルプスがうっすらと確認できました。
石丸峠から見た熊沢山は、広葉樹の緑が綺麗です。
西側には雲が広がってきました。
熊沢山の奥に 大菩薩が見えます。
東側からは、ガスが上がってきていますが
ここからの眺めが このコーススで一番のお気に入り
こんなところでのんびり過ごしたいなぁ・・
狼平では、少し盛りを過ぎたズミの花とレンゲツツジが出迎えてくれました。
雪のせいか、笹は秋より丈が短くなり
また新しい葉が伸び始めていました。
ズミ/ベニバナツクバネウツギ/コヨウラクツツジ
サラサドウダンの木は、どれもこれもが たくさんの花を付け
足元にはバイカオウレンや、マイヅルソウの葉がいっぱいです。
ゴゼンタチバナ/マイヅルソウ/ツマトリソウ
小金沢山に到着
残念ながら、富士山はすっかり雲の中でした。
ここでは ヒオドシチョウがお出迎え
ひらひらと飛んでは 近くにとまります。
そして
一つ目の?の答えが
明かされる時がきました。
昨年10月、 真っ赤に色づいていたこの木が
とても気になっていました。
ドウダンツツジであろうとは、推測できましたが
はたしてどんなお花が付いているのでしょう。
今日 ここに来るまでにたくさんあった サラサドウダンでした。
見事な花付きです。
小金沢山の南斜面一帯を
濃淡の花を付けたサラサドウダンが 覆っていたのでした。
ランチを済ませ、牛奥の雁ヶ腹摺山へ向かいます。
少しの間雲に隠れていた 太陽と青空が元気を取り戻し、日射しは暑く 日影に入るとほっとします。
牛奥の雁ヶ腹摺山へは あっけなく到着し
そのまま黒岳へ向かいます。
笹原を下っていくと、ここでは 全身をトゲで武装した ハリブキが目につきました。
ハリブキ/カラマツ/シロバナノヘビイチゴ
川胡桃沢の頭、黒岳への登り返しでは、倒木が多くて またいだりくぐったり
木の根が露出した岩まじりの登山道は、少々疲れてきた脚にこたえます。
展望のない黒岳頂上(写真右上)で一休みして 白谷ノ丸へ向かい
二つ目の?を解明します。
「やまなしの森林100選・黒岳の広葉樹林」と看板にあるこの木は、何の木?
秋には左下の写真のようになり、落ち葉もチリチリになっていました。
葉を見ると、カエデの仲間 オオイタヤメイゲツのようです。
林床には、シダとバイケイソウが元気に育っていました。
そして、白谷ノ丸では、すっかりガスに覆われてしまいましたが、三つ目の?
夏にはお花畑になるというけれど、この時期はどんなでしょう。
ベニバナツクバネウツギが あちこちで花をつけていましたが、まだ 草花の種類は少なく
咲いていたのは、たくさんのキンポウゲとミヤマニガイチゴ。エゾノタチツボスミレが 2輪だけ。
蕾は、ヤハズハハコとシモツケを見つけただけでした。
思わぬ収穫は、白ザレの手前に咲いていたヤマツツジで
東側斜面をオレンジ色に染めていました。
そして、ここからは、掘れて歩きにくい急坂になります。
笹のトンネルの根元には、チゴユリ、マイヅルソウに混じって スズランが咲き
湯ノ沢峠では、キンポウゲ、エゾノタチツボスミレ、サンリンソウの群落がありました。
スズラン/エゾノタチツボスミレ/サンリンソウ
湯ノ沢峠からは、前回と同じく 柳木場沢沿いを下ります。
沢沿いの道には コンロンソウ、ユキザサ、カラマツソウ、クルマムグラが咲いていて
その度ごとに足が止まり、タクシーの予約時間に少し遅れてしまいました。
途中 Hさんの脚が攣るという アクシデストもありましたが
展望と適度のアップダウン、お花もしっかり楽しんで
今日も すてきな山歩きができました。
小屋平バス停ー石丸峠ー小金沢山ー牛奥ノ雁ヶ腹摺山ー黒岳ー湯ノ沢峠ー湯ノ沢峠登山口
標準 CT は、5時間30分です。
その節はお世話になりました。。
ぼ~~~っとして歩いていた私と違って
色々考えていたはなねこさんはやはり違うね。。。
いろんな花に会えてよかったね。。
こちらこそ、お世話になりました。
とても楽しい一日でした。
私って、小さいことが気になる、変な性格なんです。
ど~ん!と構える(?)milkさんのようになりたいんですけどね。(^^;)
またよろしく・・・です。
3つの謎解き、おめでとうございます。季節が変わるのは早いから謎を持つと翌年以降に持ち越しって結構ありますね。
それにしても、日曜日はお昼位から快晴でしたね。はなねこさんの撮ったツマトリソウ、構図がいいですね。僕も土曜日に撮りましたが、負けてます。縁が赤い花を観てみたいです。
私も、あのツツジの木、覚えています。
あの葉が全部落ちた不思議な空間も
印象深く残っていました。
でもそれを解明しようというほどの情熱はないんですね。(^^ゞ
カエデの仲間だったんですか。
しかも、この青々とした全く違う雰囲気。
やっぱり時期によって、山は全く別の表情を見せてくれるんですね。
お恥ずかしい・・・
ピントさえ何とか合えば・・・という具合なんですから。(^^;)
じっくり撮ろうとすると、おいて行かれちゃいますしね。
ピンクの縁取りのツマトリソウは、恥らっているようで、可愛いですね。
このツマトリソウは、花弁が8枚でした。
これからは、高山のお花ですね。
やっぱり 基本的に、お花好き・・・なんでしょうね。
今は、昨年 棒ノ折山で見た、ギンバイソウの蕾が気になっています。
咲いているのを、この目で見てみたい
白谷ノ丸だって、夏にまた行くかも。。。
そんな人です、私って・・・v(^^)
そんなの見たかしら?
私もこんな人です。。。(^^ゞ
小金沢連嶺、私はこの春、湯の沢峠ゲートから入り滝子山方面を歩きました。。
はなねこさんが歩いたコースが大いに気になり、いつかはあっちもと思ったものです。
お花も多く楽しめそうなコースですね!行きたくなりました。
ギンバイソウの蕾は、白くて、ちいさかったので
記憶にないのかもね。
見たら、報告しますね。
あの白谷沢も、もう一度行ってみたいな~(^^)
湯ノ沢峠から滝子山は、スミレ探索でしたね。
収穫もたくさんで・・・。
ここは、気分のいいコースです。
今回、お花は特に目新しいものはありませんでしたが
サラサドウダンの花付きは、圧巻でした。
秋も、お勧めです。