ゴールデンウィークが終わり、高尾山もすこしは静かになったことでしょう。
コミヤマスミレを見に出かけました。
歩き始めてまもなく、面白い形のものが目に入りました。
この葉は、コチャルメルソウですね。
コチャルメルソウの名の由来は、この チャルメラの形になった 実
そして
中に見えている種子は、午後から降るという雨によって 散布される仕組みです。
昨年 見つけた フデリンドウの種子散布 と同じですね。
花 2016.03.08
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コチャルメルソウの仲間の コシノチャルメルソウの実 (面白いです) が
あの山この山越の里 さんの記事 で紹介されています。(2016.05.16 追記)
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ヨゴレネコノメも 同じく 準備ができていました。
高尾山では 最後に咲く コミヤマスミレ(小深山菫)は
暗くてやや湿ったところに 生えています。
繊細な印象は 花弁が細いからでしょうか。 小さな花です。
実は、コミヤマスミレの 蕾が 好きです。
萼片は反り返りの途中ですね。
この場所では 今年は株が少なく、花付きも悪いようでした。
来年はもう少し 早くに来てみましょ
ニョイスミレ(如意菫/ツボスミレ)
こちらは 明るい場所に生えていました。
側弁の紫色が チャーミング
予定よりも早く降りだしてしまいましたが、おかげで行き会う人もまばら
静かに お花見ができる 雨の日も、いいものですね。
ヤマシャクヤク
エビネもたくさん見られました。
オオバウマノスズクサ/オウギカズラ
なるほどね。
で、ネコノメソウの仲間に似ている、
同じユキノシタ科だからかな、なんて思ったら、
ユキノシタ科にも全然違うのもあるし、
リンドウ科にも似た形の実があって、
分類的にはそう簡単ではなさそうですね。
でも、雨滴散布に適した形なんでしょうか。
面白いこと。
そのあたりのことは わかっていませんが
ただ面白いなぁ・・と思って、じ~っと見てしまいました。
この日はいろいろ見たいお花があったのですが
コチャルメルソウの実と コミヤマスミレを見て、満足してしまいましたわ。
そっと逃げ帰っておりましたが・・・(笑)
コチャルメルソウの実、面白いですね。
ほんとにラッパのよう。
先日、やはりラッパのようなネコノメソウを見たのですが
実だったんですね・・・
早速コシノチャルメルソウを見に行きました
ラッパの中に、実を見たときは感動しましたねぇ
感動で、目から涙が、、、、、落ちませんでしたが
ウロコが落ちました、、
ありがとうございます
ごめんなさいね。たまには足跡くらい残さなくては・・・
ラッパの形の実に出会いましたか。
植物も賢いですね。
一度は見たいなぁと思いました。
フデリンドウは種子がいっぱいで、こちらも面白いですから、是非に。
実は私、ハナネコノメの実はまだ見たことがないんです。
この日も、降りだした雨に気をとられて、確認し忘れました。
次のお楽しみにしておきます。