はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

スミレが大好き ♪ 蝶や虫も
 
   

霧の尾根を登って ~ サクラスミレなど      2116.05.15

2016-05-18 | スミレ

 

歩き始めてまもなく、まだ植林帯を抜け出さないうちに 霧に包まれました。

今日は、眩い新緑の中を歩けると思っていたけれど

 茫洋と彷徨い歩いているような こんな 風景も いいものです。

雨さえ降らなければね。

 

 

あら 大株のギンリョウソウが  

今年は、季節が ことのほか 早くすすんでいるよう

 

少し明るくなってきたかなと思ったら

 

雲の上に出たようです。

 

標高の高いこのあたりは、まだ若くて柔らかな緑色

 

 

曇っていたほうが スミレを撮るには好都合ですが

お日様がでると やはり いい気持ち 

 

 

 

サクラスミレ(桜菫)の咲く場所に出ました。

サクラスミレの名前の由来は、花弁の先が 桜のように へこんでいることからですが

私がこれまで見た花は、全円の花弁のものが多いです。

 

サクラスミレは、開花するとじきに退色する花が多いですね。

淡い色のサクラスミレ/ 退色したサクラスミレ

 

  

花弁基部に黄色が見える サクラスミレがいました。

 

図鑑では見ていたものの、実は初見です。

                                   (右の画像はクリックで拡大します。)

 

 

 

サクラスミレの次に多く咲いていた スミレ(菫 /マンジュリカ)

高地で見られる 全体に毛が多いタイプです。

 

 

 

 

交雑種のキリガミネスミレ (スミレ✕シロスミレ)

後ろに 距が白い蕾が見えますが、この花も距は ほぼ白色です。

 キリガミネスミレ(霧ヶ峰菫)

 

 

 

交雑種の アルガスミレ (スミレ✕サクラスミレ)

付近に咲いているスミレに比べると、大振りで華やか

とても目立っていました。

アルガスミレ(有賀菫) 

 

 

 

ヒゴスミレ(肥後菫)やアケボノスミレ(曙菫)は、咲き残り

 

 

シロスミレは 残念  一株も見つけられませんでした。 

 

 

下りは、グリーンシャワーの中を ゆるゆると。

 

 

 

 

スミレは もう 緯度か高度を上げないと 見られなくなりました。

今日は咲いていなかった  シロスミレに会うには、また 大汗をかいて登らないといけません。

さて、どうしましょう。 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (pallet)
2016-05-20 12:16:31
さて??
また登りましょう(^^ゞ
このいい季節に山に行けないので
皆さんが羨ましいです(^^;
返信する
pallet さん♪ (はなねこ)
2016-05-20 21:28:00
少しはよくなられたでしょうか。
骨折でなくて良かったですね~。

いいお天気が続いているのに、山へ行かれないのは残念ですよね。
早く治してお出かけくださいませ。
私は、以前に増して 早帰りしなくてはならず、毎回アタフタ
遠くに行くときには、暗いうちに出発してますよ。
返信する
Unknown (cyu2)
2016-05-23 17:57:44
霧の中を登って雲の上に出るなんてステキ~♪
全く雰囲気変わりますね!

>花弁基部に黄色が見える サクラスミレ

くっきり黄色が見えてますね!カワイイ~
私、去年偶然サクラスミレ見た時は
大きいスミレだな~と思いました。
実物見ないとピンとこないものですね。

はなねこさんならきっと会いに行くのでしょう・・・
次のスミレも楽しみです(*^_^*)
返信する
cyu2 さん♪ (はなねこ)
2016-05-23 20:09:20
この日は曇りの予報だったのですよ。
稜線なので雨だけは降らないで!! と願っていたら、晴れてしまいました。
こんな眺めは久々で、嬉しかったです。

サクラスミレはお花が大きくて、目立ちますね。
この黄色が目立つお花は、サクラスミレにしては小さめだったので
一瞬 交雑種かとも思いました。完全に病気ですね~。
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