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歩き始めてまもなく、まだ植林帯を抜け出さないうちに 霧に包まれました。
今日は、眩い新緑の中を歩けると思っていたけれど
茫洋と彷徨い歩いているような こんな 風景も いいものです。
雨さえ降らなければね。
あら 大株のギンリョウソウが
今年は、季節が ことのほか 早くすすんでいるよう
少し明るくなってきたかなと思ったら
雲の上に出たようです。
標高の高いこのあたりは、まだ若くて柔らかな緑色
曇っていたほうが スミレを撮るには好都合ですが
お日様がでると やはり いい気持ち
サクラスミレ(桜菫)の咲く場所に出ました。
サクラスミレの名前の由来は、花弁の先が 桜のように へこんでいることからですが
私がこれまで見た花は、全円の花弁のものが多いです。
サクラスミレは、開花するとじきに退色する花が多いですね。
淡い色のサクラスミレ/ 退色したサクラスミレ
花弁基部に黄色が見える サクラスミレがいました。
図鑑では見ていたものの、実は初見です。
(右の画像はクリックで拡大します。)
サクラスミレの次に多く咲いていた スミレ(菫 /マンジュリカ)
高地で見られる 全体に毛が多いタイプです。
交雑種のキリガミネスミレ (スミレ✕シロスミレ)
後ろに 距が白い蕾が見えますが、この花も距は ほぼ白色です。
キリガミネスミレ(霧ヶ峰菫)
交雑種の アルガスミレ (スミレ✕サクラスミレ)
付近に咲いているスミレに比べると、大振りで華やか
とても目立っていました。
アルガスミレ(有賀菫)
ヒゴスミレ(肥後菫)やアケボノスミレ(曙菫)は、咲き残り
シロスミレは 残念 一株も見つけられませんでした。
下りは、グリーンシャワーの中を ゆるゆると。
スミレは もう 緯度か高度を上げないと 見られなくなりました。
今日は咲いていなかった シロスミレに会うには、また 大汗をかいて登らないといけません。
さて、どうしましょう。
また登りましょう(^^ゞ
このいい季節に山に行けないので
皆さんが羨ましいです(^^;
骨折でなくて良かったですね~。
いいお天気が続いているのに、山へ行かれないのは残念ですよね。
早く治してお出かけくださいませ。
私は、以前に増して 早帰りしなくてはならず、毎回アタフタ
遠くに行くときには、暗いうちに出発してますよ。
全く雰囲気変わりますね!
>花弁基部に黄色が見える サクラスミレ
くっきり黄色が見えてますね!カワイイ~
私、去年偶然サクラスミレ見た時は
大きいスミレだな~と思いました。
実物見ないとピンとこないものですね。
はなねこさんならきっと会いに行くのでしょう・・・
次のスミレも楽しみです(*^_^*)
稜線なので雨だけは降らないで!! と願っていたら、晴れてしまいました。
こんな眺めは久々で、嬉しかったです。
サクラスミレはお花が大きくて、目立ちますね。
この黄色が目立つお花は、サクラスミレにしては小さめだったので
一瞬 交雑種かとも思いました。完全に病気ですね~。