苔むす針葉樹の森を歩き、小さなお花に出会いました。
八月最後の日も、相変わらず さっぱりしない空模様で
晴れたら 久しぶりに展望の良い山を歩きたいと思っていたけれど
今日も お花を探しに行くことにします。
霧のたちこめる森は、ひんやりとして 夏とは思えないほど
ゆっくりとお花を探しながら歩いていると
あっ 見つけた ♪
お花を二つだけつけた ヒメミヤマウズラです。
ヒメミヤマウズラ(姫深山鶉) ラン科 シュスラン属
山地~亜高山帯の林内に見られる 高さ15cmほどの多年草
お花も小さくて(ヒメですから)、覗き込んでも なかなかよく見えません。
そうだった、ルーペを持ってくるんだったっけ。。。
画像をトリミングして ようやくお花の様子がわかりました。
コロンとした開きかけの花 産毛も可愛い
霧の中に 白い花が 浮き立って
この美しさは
何ともいえません。
ここにも
こちらはなんと、お花が 11個も
みんな こちらを向いていますね。
葉も とても美しく
鮮やかな模様は、お花がなくても目立ちます。
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それより標高の低い森では
ミヤマウズラ(深山鶉) ラン科 シュスラン属
常緑広葉樹の林下に見られる 高さ 20cmほどの多年草で
こちらは、低山でも 見ることができます。( あの ミシュラン山でも )
葉は、テイカカズラの幼葉に似ていますね。
ヒメミヤマウズラとは、葉の模様の違いでわかりそうですが
中には、間違えてしまいそうな葉の株もありました。
↓ (写真の左上に ミヤマウズラの花が写っています)
鳥が飛んでいる?
でも、動物顔?
開花すると、ヒメミヤマウズラとは かなり違いますね。
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森には キノコも いっぱい
なかには こんな ラブ?ラブさんも
ミヤマウズラ、ヒメミヤマウズラ共に、いい時期に出会うことができました。
目を凝らして、探し歩くのでなければ
見つけられないのでしょう?
本当に鳥が飛んでいるみたいですね。
どこの山か分かりませんが、
さすがいいお花を見つけますね。
いずれも見たことはありませんが、
マニアが狙うのも分からないでもないですね。
そうです。(^^;) 目を凝らして探しています。
特に おヒメさまの方は、とても小さいのでね。
もう一方は、意外と目につきます。
お花の形面白いですよね。
写真を撮りながら、つい笑ってしまいました。
この日は本当に展望のいい山に行きたかったんです。
でも、こうした魅惑的なお花の存在を知ってしまうと
どんどん引き込まれてしまうのも事実です。
嵌まりすぎないようにしなければ。。。 (^^;)
そろそろ青空の気持ち良い歩きをしたいです。
ミヤマウズラに出会われたのですか。
私は今年はまだ蕾しか見ていないんです。うらやましいこと。
初めてのお花に出会った時の嬉しさは格別ですね。
ヒメミヤマウズラは、もう少し高い所に咲いています。
出会えるといいですね。
もし出会ったら、また教えてくださいませ。