はなねこ山 Ⅱ

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ハチオウジアザミ と     2019.10.31

2019-11-03 | 花と実、自然

 

2012年に新種と認められた ハチオウジアザミ(八王子薊)は

自生地が民有で 観察するのが難しいことから

都立長池公園では、 保護増殖をしています。

 

この日は、公園のスタッフに、お話を聞くことができました。

 

 

手持ちの図鑑(野に咲く花:山と渓谷社 など)によると 

八王子の山間の湿地で発見された ハチオウジアザミは

 

高さは 2m に達し

 

 

 

頭花は小型で 多数。 横向きや下向きに咲き 

総苞は狭筒形。総苞片は短く 反曲~斜上する。

とあります。

 

 

 

図鑑に記載されている これらの情報に加えて

 

花の時期には 下方の茎葉が枯れることが多いこと

総苞片にふれても トネアザミほどには痛くない ことなど を

知ることができました。

 

 下方の葉が枯れている

 

 

公園内の 他のアザミと交雑しやすいため

今は 隔離して育てているとのこと。

 

他の場所で ハチオウジアザミを見ることは 難しそうですが

谷戸を歩くときには 気にしてみようと思います。

 

 

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秋が深まり、見られるお花は めっきり少なくなりましたね。

他に 咲いていたのは

 

サクラタデ

 

 

オオニガナは 大振りのきれいな花

 

 

咲き始めの アワコガネギク(キクタニギク)

 

 

ナンバンギセルは 残り花

ほとんどが 実になっています。

 

 

 

他には、キチジョウソウ、オヤマボクチ、ツクバトリカブト、ヤクシソウ

メナモミ、コメナモミ、シロノセンダングサ

ミゾソバ、アキノウナギツカミ、イヌタデ、ハナタデ など

 

見られた実や種は次の機会に。

 

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