センダングサは 古い時代に帰化したものといわれています。
近年 見かけるのは、コセンダングサばかりで
出会うことが ことが少なくなりました。
センダングサ(栴檀草)
キク科 センダングサ属
頭花は黄色で、筒状花のまわりに ふつう舌状花が5個あるが
2~3個しかなかったり、まれに全くないものもあるとのこと。
今年見た 二箇所の株は、0~4個でした。
上部の葉
果実は そう果で、長さ 1~2cmの線形
先端に下向きの刺のある冠毛が3~4個あるとのことですが
二箇所とも 自宅近くではないため、観察できていません。
+++ 他の センダングサ属++++++++++++
コセンダングサ(小栴檀草)
空き地や荒れ地に 繁茂しています。
頭花は筒状花のみ
シロノセンダングサ(白の栴檀草)
コセンダングサの変種で、頭花には ふつう 4~7個の 白い舌状花がある
結実するのは 筒状花のみだそうです。
アイノコセンダングサ(合の小栴檀草)
コセンダングサとシロノセンダングサの雑種で
外周の筒状花が いくつか変化して 白く大きくなったもの
筒状花が変化したものなら この白い花も結実するのでしょうね。
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コセンダングサの果実
そう果はやや平たい線形で 4稜があり
先端には下向きの刺のある冠毛が 3~4個ある。
くっつくと 簡単にはとれません。
それにしてもアメリカセンダングサ、多すぎです。
でもアレチウリよりはまだマシですかねぇ。
先週高尾山で、
コセンダングサとアイノコセンダングサが
並んでいる場所がありました。
それで周りを見回してみたけれど、
シロノセンダングサには気がつかず。
その後別の山に行ってしまったので、
その日のレポは後回しとはなりました
私が散歩で出かけるあたりはコセンダングサが多いですが
ボッケさんちのお近くには、アメリカセンダングサやアレチウリが多いですか。
アメリカセンダングサの種もひっつき虫でやっかいですが
アレチウリは面で覆いつくすので、鬱陶しいかもしれませんね。
いずれにしても、外来種はたくましいですよね。
シロノセンダングサのほうが少ないですもんね。
交雑ってね、スミレで知ったのですが
両親が隣り合っていなくても、ポリネーターが移動する距離内であれば
可能性ありなんですって。
高尾のレポ、待ってますね。
あちこち歩きつくされている 多摩NTの住人さんでも、センダングサは一ヶ所ですか。
やっぱり少ないのですね。
コバノセンダングサはまだ見たことがありませんが、葉が繊細なんですね。
捜し歩いてみようかなと思いました。