はなねこ山 Ⅱ

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早春の東京薬科大学植物園     2022.03.03

2022-03-07 | 花と実、自然

 

東京薬科大学の植物園で 早春のお花を見てきました。

 

今を盛りと咲いていた コセリバオウレンは

3回3出複葉の葉が繊細で美しい

写っているのは 両性花です。

 

 

2回3出複葉のセリバオウレン

 

 

陽だまりには セントウソウ

別名の「オウレンダマシ」は、葉がセリバオウレンに似ていることによるとか。

(葉が写ってませんね  )

 

 

セツブンソウも見ごろ

 

 

園内では

サルココッカ(東アジア原産の常緑低木)の強い香りが漂っていましたが

ニオイカントウ(匂款冬 : 款冬はフキのこと)も 匂いがするはず

 

鼻を近づけてみると、杏仁豆腐に似た香りでした。

こちらも 今が盛りです。

 

 

「フキ」つながりで

苞が紅紫色の ふきのとう

他で見つけても、可愛くて 食べられないでしょうね

今日の開き方が似てるかな?  ヤブツバキ

 

 

他に見られたお花は

スノードロップ、フクジュソウ、スズカカンアオイ、コスミレ

オニシバリ、ナニワズ、ウグイスカグラ

 

咲き始めは、キクザキイチゲとミスミソウ、コショウノキ

ミツマタは蕾でした。

 

 

葉軸に翼があり 冬にも葉が わずかに残る フユザンショウ

幼木は、葉にも鋭いトゲがあります。

  ↓ サンショウの冬芽・葉痕 と イヌザンショウの冬芽・葉痕

サンショウのトゲは 葉痕の両側に対生

イヌザンショウのトゲは 葉痕とは無関係に互生

 

 

オオカメノキの花芽が ほどけはじめていますね。  

 

 

 

ここでも お花の開花は 遅れているものの

少しずつ 春は進んでいます。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2022-03-08 20:08:42
東薬大にまた入れるようになって良かったですね。以前はゲート記名所の手前から斜面を池のほうに下りた辺りにも蕗の薹がありましたが、再開されてからは未確認です。新しい観察路では昨秋にはキッコウハグマがたくさん咲いていました。奥の池の手前にアオモジがあったのですが枯れてしまったようです。
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多摩NTの住人さん♪ (はなねこ)
2022-03-08 21:30:45
こんばんは。
そうですね。以前より厳しくなっていますが、入れるようになって良かったです。
赤紫色のふきのとうは珍しいですよね。
ゲート手前の池の斜面は見たことがありませんでした。次は気を付けてみます。
キッコウハグマ、アオモジ(残念ですね)情報もありがとうございました。
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こんばんは (西やん)
2022-03-08 22:01:57
東京薬科大学の薬草園、入れるんですね。
一度は行って見たいと思っていました。
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西やんさん♪ (はなねこ)
2022-03-09 09:28:10
こんにちは。
長いこと閉鎖されてましたが、今のところは入れます。
お花が咲き進んだでしょうから、ぜひお出かけください。
ご存知かと思いますが、平山城址公園や長沼公園とセットでもいいですよね。
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