東京薬科大学の植物園で 早春のお花を見てきました。
今を盛りと咲いていた コセリバオウレンは
3回3出複葉の葉が繊細で美しい
写っているのは 両性花です。
2回3出複葉のセリバオウレン
陽だまりには セントウソウ
別名の「オウレンダマシ」は、葉がセリバオウレンに似ていることによるとか。
(葉が写ってませんね )
セツブンソウも見ごろ
園内では
サルココッカ(東アジア原産の常緑低木)の強い香りが漂っていましたが
ニオイカントウ(匂款冬 : 款冬はフキのこと)も 匂いがするはず
鼻を近づけてみると、杏仁豆腐に似た香りでした。
こちらも 今が盛りです。
「フキ」つながりで
苞が紅紫色の ふきのとう
他で見つけても、可愛くて 食べられないでしょうね
今日の開き方が似てるかな? ヤブツバキ
他に見られたお花は
スノードロップ、フクジュソウ、スズカカンアオイ、コスミレ
オニシバリ、ナニワズ、ウグイスカグラ
咲き始めは、キクザキイチゲとミスミソウ、コショウノキ
ミツマタは蕾でした。
葉軸に翼があり 冬にも葉が わずかに残る フユザンショウ
幼木は、葉にも鋭いトゲがあります。
↓ サンショウの冬芽・葉痕 と イヌザンショウの冬芽・葉痕 ↓
サンショウのトゲは 葉痕の両側に対生
イヌザンショウのトゲは 葉痕とは無関係に互生
オオカメノキの花芽が ほどけはじめていますね。
ここでも お花の開花は 遅れているものの
少しずつ 春は進んでいます。
そうですね。以前より厳しくなっていますが、入れるようになって良かったです。
赤紫色のふきのとうは珍しいですよね。
ゲート手前の池の斜面は見たことがありませんでした。次は気を付けてみます。
キッコウハグマ、アオモジ(残念ですね)情報もありがとうございました。
一度は行って見たいと思っていました。
長いこと閉鎖されてましたが、今のところは入れます。
お花が咲き進んだでしょうから、ぜひお出かけください。
ご存知かと思いますが、平山城址公園や長沼公園とセットでもいいですよね。