
花時には歩いていない場所でしたが、特徴的な葉は以前から確認していたので
そろそろ咲く頃かなぁと 出かけてきました。
キッコウハグマは 閉鎖花が多くて、愛らしいお花には なかなか出会えません。
じーっと 目を凝らして見ていくと、ようやく開花株が見つかりました。
小っちゃ~い 可愛~い
三つの小花が集合した 直径 わずか 1cm ほどの花は
毎年 見てはいても
その年 初めて目にしたときには、その小ささに 改めて驚かされます。
そばに落ちているドングリの実と比べると、小ささがわかるでしょうか。
そのドングリの実は
この時期 ポトポトと音をたてて 盛んに落ちてくるので、帽子は必須です。
もともと お花はあまり期待できない場所だけれど、それにしても少なくなりました。
そんななか
ワイルドに変化した クルマアザミ(ノハラアザミの変種)が咲いていました。
クルマアザミ
総苞片が葉状に変化しているのが特徴ですが
今年、これまでに見たもの (下の画像) と比べると、明らかに 幅が広くて
まるで 茎葉のよう。
来年は どうなるのかと、楽しみです。
ヤクシソウとリンドウは まだまだ元気
リンドウのブーケ
ベニシジミは、翅を広げて 日向ぼっこしている様子で
翅が黒っぽい左は夏型、右は春型 秋には両タイプが見られるんですね。
里でも 色づいてきました。 イヌザンショウかな
お花のなくなるこれからの季節は、木の実や草の実が楽しみですね。
赤い莢と 黒い種子が 葉の緑色に映えて きれい
と思って見ていたら、 これは、クリスマスカラーですね。
ゴンズイ
種はアンモナイトのようだというけれど、見たくても 高い場所で 手が届きません。
もう少し経ったら、落ちてくるかな
アオツヅラフジ
マユミ/ニシキギ
春に見つけた サルトリイバラの園へ行ってみると
なんということでしょう。 すっかり伐採されて、影も形もありませんでした。
がっかりしていたら、ひょんな場所で出会えましたよ。
なんて ラッキーなんでしょ 嬉しいな~
サルトリイバラ
莢がとれた ノササゲの実 ( 私は剥いてませんよ )
熟し切ってないみたいだけれど、瑠璃色の種子は うっとりするほどきれい
早く 弾けないかなぁ
次は、ノササゲの実が弾けるころに 行ってみようと思います。
うちの近所にもあるのかなぁ
(?_?)
> イヌザンショウかな
刺が互い違いに生えてたらイヌザンショウです。
嗅いでも違いが分かるくらい香りは今ひとつ。
ちなみにうちの集落に自生してるのは全部イヌザンショウ。
イヌザンショウの棘は互生なんですね。
撮ってきた写真はピントが甘くて
キッコウハグマの花は、整っていて綺麗なうえに可愛いですよね。
分布は広いということですから、お宅の近くにもあるかもしれませんね。
日陰気味の 他に植物が生えていないようなところにあって
丹沢では、苔の中から出ていました。
赤い実、青い実、茶色の実、
しかもそれぞれにとりどりの色合いで、
その上、あの花がこんな実になるの?
という驚きもあったりして。
そうやって楽しんでいるうちに、あっというまにまた花の季節。
はなねこさん、一年中いいですねぇ。
山登りとは別の楽しみがありますね。
花時には見向きもされないような地味な植物が
実を付けると俄然 スターのように目立つ存在になったりして
ホント面白いです。
これからは種髪も楽しみですね。