お手軽に 高山の雰囲気が味わえる 奥秩父の山へ出かけました。
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出発は、大弛峠。 標高が 2365mも あります。
登山口からすぐに 針葉樹帯に入り
たったの 10分で、見晴らしのよい「夢の庭園」へ
今日は霞んでいて、遠望は残念
大弛峠から朝日岳、金峰山が 大きく見えます。
眼下には 出発してきた駐車場が
金峰山へ 2時間半で行かれることもあって
大弛峠の駐車場は ほぼいっぱい。路駐も数台ありました。
そして、ほとんどの登山者は 金峰山へと向かったようで
国師ヶ岳方面の登山者は まばらです。
針葉樹と 苔の森
あっけなく前国師へ出ると
前方に、なだらかな北奥千丈岳への稜線が見え
右手の富士山は、湧き上がる雲に 飲み込まれそう
北奥千丈岳へは あとで行くことにして
国師ヶ岳へ向かいます。
登山口から 1時間で 国師ヶ岳
高尾山に登るよりも短い時間で 2591.8m にきました。
南側に 北奥千丈岳
富士山は、残念ながら 雲に隠れてしまいました。
分岐へ戻って、次は北奥千丈岳へ
奥秩父最高点の 北奥千丈岳 2601m
山頂は 開けた岩場で、南西側から北側が 見晴らせます。
今日は 夏山らしい空の色になりましたが
金峰山方面にも 雲が湧き始め
八ヶ岳や 北アルプスも見えるらしいですが、あらら
すぐそこに見える 前国師の右手に、浅間山がぼんやり
さきほど行った 国師ヶ岳をズームすると、山頂標が見えました。
運が良ければ、右手奥に甲武信ヶ岳が見えるはずですが
エルタテハとしばし遊んでから
シャクナゲいっぱいの登山道を戻りました。
今日は、お花はごくわずかです。
咲き残りの ハクサンシャクナゲと ゴゼンタチバナ
アキノキリンソウ / セリバシオガマ
ズダヤクシュの花と実 / カイタカラコウ(大弛小屋)
クジャクチョウ
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お昼前に 車に戻ってきたので
この後、乙女高原へ お花を見に行きます。
金峰からの2500峰の連なりをそのように
表現されていた記憶があります。
ここは、なかなか思い出深い所で
すごい雨の中大弛峠まで車を走らせたり
今はもう会えない人との思い出があったり
大切な山々があるところです。
よく山歩きは
「どこにいくか」より「誰といくか」が
大切な要素であると言われています。
植物も昆虫もよくわからなくなってきたけど
「おねえさま4人組」?とご一緒できること
楽しみにしています♪
派手さや華やかさはなくとも、静かで味わい深い山々
そして、食うかいさんの 大切な思い出いっぱいの山域なのですね。
「誰といくか」・・ ほんとにそうだと思います。
私にも、今は山に行かなくなった人、行かれなくなった人
そして、もう会うことができなくなった人との思い出の山があります。
山行を思い返すたびに 当時の生活のあれこれがよみがえってきて
今は、山を歩いていてよかったと しみじみ思います。
そうですね。私もご一緒するのを楽しみにしています。
でも、早くしないと、「おねえさま4人組」は「おバアさん4人組」になってしまいますね。
(すでになってるでしょ と、どこかから聞こえてきそうですが )
家から 2時間半かけていくわりにコースタイムが短いし
ズルしてる感は否めないですが、体力がなくなってきた身には
お手軽に高山の雰囲気と眺望が楽しめる 嬉しいコースです。
しっとりした苔の森は落ち着きますね。
お花いっぱいの草原や湿原ももちろん大好きですが
こんな山歩きも好きです。
鮮やかな模様のクジャクチョウも、出会えると嬉しいですね。
この日は2頭見ました。