この時期には ほとんど歩いたことがない 自然公園へ行ってみると
あら びっくり
マヤランが群生しているではありませんか。
茎が緑色をしているので、花だけを見ると一般的なランに思えますが
マヤランは葉を持たない 菌従属栄養植物で
ここには、コナラやクヌギ、シデの仲間が多く生えているので
これらの樹木の根に共生する菌から栄養をもらっているのでしょう。
花弁の紅紫色が艶やかですね。
緑白色のサガミランは ひっそりと
近年 ここでも カシノナガキクイムシによる ナラ枯れが発生し
伐採されたり、葉が茶色になったコナラの木が何本もあって、それはとても心配
ここを住処にしている キンランやギンラン、そしてこのマヤランに
影響がないといいのですが・・。
ノカンゾウ / ヤブカンゾウ
お花は他には ダイコンソウやツユクサなど
この時期は ホント少ないです。
コジュケイがいました。
今年はマヤランを毎年見に行っている場所の見回りができませんでした。
ここはこれまで キンランやギンランの後は歩かなかったのですが
涼みながら行ってみたらこんなことになってました。ラッキーですね。
秋にも行ってみようと思います。
ナラ枯れはまだ収まっていないようで
この日出会った人に、枝が落ちてくるかもしれないから気を付けて・
と声を掛けられました。困ったものですね。
マヤラン 狭山丘陵でも「こんな所に?」ってカンジですが
これ程の群生は凄いですねー‼
でも、今シーズンはいつもの場所では見かけずしまいです。
次の9月頃なのかな・・・(*´з`)
緑白色のサガミランも素敵~
そう、散策していて伐採後や大きな切り株を
見かけると残念に思いますが
早くナラ枯れがおさまるとイイですよネ。