真鶴半島に続いて 今回は三浦半島へ
三浦富士から武山へと 照葉樹の森を歩きました。
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今回は 京急長沢駅から三浦富士へ登り、尾根伝いに 砲台山と武山へ
帰りは 津久井浜駅まで歩きます。
暖地の森は 照葉樹が多いですね。
ここでは マテバシイが 多く目につきました。
他に多く見かけたのは
アオキ、ヤブニッケイ、シロダモ、マサキ、マルバグミなど。
葉を落とした イヌビワも多く
フウトウカズラは 林床を覆ったり 木に絡みついたり。
登山道は あまり変化がなく、また危険もなくて 歩きやすいけれど
山頂下は やや急登で、ロープがついています。(使わなくても登れる程度)
祠のある 三浦富士(183m )に到着です。後ろにはカヤの大木が。
見晴らしは、大島や相模湾、伊豆半島まで
富士山は 雲をまとってしまいました。
次は、尾根伝いに砲台山へ向かいます。
↑ マテバシイ
↓ 絡みつく フウトウカズラ / カゴノキ ↓
途中の 見晴台からも 海の方向が見えます。
縦走路からはずれて 砲台山(204m )へ
眺望はなく、電波塔と旧海軍の砲台の跡があります。
武山へ向かう途中のスダジイの木は
真鶴のお林で見た 幹回りの大きいスダジイとは異なり
株立ちのように見えます。
照葉樹の 特にこんな形の木には 森の精が宿っているよう
触って、じ~っと見あげたくなってしまいます。
武山山頂にあるアザレアハウス(休憩所と展望台)
展望台からは、横須賀、横浜から 房総半島、さらには伊豆半島も見渡せます。
↓ 精一杯のズームで撮れた 海ほたる
武山山頂には 武山不動がありますが、前回 参拝したので 今日はパス
観光農園に下ってから、さらに 津久井浜駅まで テクテクと。
朝のうちの強風は収まり、穏やかで暖かなお日和に
畑のキャベツが とっても美味しそうに見えました。
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葉はたくさん見るけれど、実にはなかなか出会えない フウトウカズラが
こんなにたわわに実っていました。
タンキリマメ実、トベラ実殻、マサキ実、イヌビワ冬芽
武山、三浦冨士 ~陽光ハイキング 2018.03.02 ⇒ ★
フウトウカズラは暖地に多い植物で、房総では実を見ていましたが
先日の真鶴では葉のみで、三浦半島でも見は初めて見ました。
お花は未見なのですが、穂状の花序で花弁も萼もないそうですよ。
海岸近くの森は 植生に馴染みが薄いせいか、遠くにお出かけした気分になれます。
武山の近くは、不便なところでしたか。
海が近いし温暖で住みやすそうに思えますが、実際に住んでみないとわからないですね。
50年前ですか・・
ボッケさんのコメのおかげで私の50年前を思いだしました。懐かしいです。
フウトウカズラ、初めて見ました。
どんな、お花がさくのかなぁ~ 果実も独特な感じですネ!
暖かな海岸の植生、近所で見ない樹木であったり・・・
立派なスダジイ、ホント森の精が宿っていそうですね
窓から眼下にサンフラワーが通るのが見えたけど不便なところでした。