今日は曇り予報の 霧ヶ峰高原です。
到着した頃には 霧に覆われていた稜線が 見えるようになり
うっすらと 青空ものぞいてきました。
高原では ズミやエゾノコリンゴが花盛り
びっしりと花をつけた木が 点々と見えています。
ピンク色の蕾が可愛い
カヤトがまだ枯野状態のこの季節は
スミレは存分に 陽光を受けることができます。
サクラスミレは
盛りを過ぎた花、退色した花も多かったものの
見ごろの花や 蕾の株もたくさん
青みが強く出すぎていますが
本物の色は、もう少し 赤味がかった紫です。
葉脈に濃紅紫色の斑が入った チシオスミレもいました。
シロスミレは、蕾もあって見ごろ
葉も花も すっと伸びて、姿がいいですね。
ギボウシの後ろから コンニチワ~
数は少ないながら
スミレ(マンジュリカ)やフモトスミレも咲いています。
他には、キンポウゲやホソバノアマナ、サンリンソウなどが
ちらほらと見られる程度でしたが
初見のお花との 嬉しい出会いがありました。
キンギンボク〈金銀木/別名ヒョウタンボク〉
スイカズラ科の 落葉低木です。
咲き始めのようで、まだ花色の変化はありませんが
スイカズラと同じように
花が白色から黄色に変化することから 金銀木という名だそうです。
(スイカズラの別名は、金銀花)
果実は熟すと赤くなり、有毒とのこと。
キンギンボクの後ろに写りこんでいるのは、サルマメです。
一面に群生していました。
レンゲツツジの開花まであと少し ということもあり
今は静かな高原でしたが
シカの鳴き声が よく響いていました。
でもその前にトレーニングが必要なところではなさそう。
トレーニングは夏山に備えてかしら。
ヒョウタンボクのあの赤い実、眺めるにはとても可愛いですよね。
2つ並んでちょこんと。
そうですね、ここはお散歩レベルです。
夏はどこか高いところに行きたいですが、もうイワイワは無理かな
それに、数日かけての縦走も厳しいかも・・。
思えば、コロナがきっかけになってしまいましたね。
今回調べてみたら、ヒョウタンボクにも種類がたくさんありました。
二個並んだ実は、合着したりしなかったりだけれど、可愛いですよね~。
この時期はまだ霧ヶ峰はスミレが咲いているのですね。
霧ヶ峰のスミレ、図鑑などに撮影地としてよく乗っていますが、この時期に行った事がありませんでした。そのうちに行ってみたいです。
キンギンボクなんてあるのですね。さすがハナネコさん、よく見つけますね。植物も奥が深いなぁ。。。
そうですね、こんな時期に霧ヶ峰に出かける人はそういないですよね。
でも、サクラスミレもシロスミレも楽して見られますし
ご存知かもしれませんが、交雑のキリガミネスミレもコワシミズスミレも
ここで初めて見つかったんです。
スミレ以外の草花が咲くのはもう少し先ですが、その分 静かに歩けます。
キンギンボク・・・初めて耳にしました。
はなねこさんの知識の引き出しは何段式ですか~(^^♪いつもながらすごいです。
山火事のあとは大したことがなかったようで良かったですね。
こちらではとっくに終わってしまったスミレも、特にシロスミレは咲き始めでしたよ。
他にお花はほとんどないのが残念なのですが、それは仕方ないですね。
キンギンボクは名前だけは知っていたのですが、出会えてよかったです。
歩いてみるものですね~。
山火事は遊歩道のないところで、今は芽吹いて緑色になりつつあります。
ニッコウキスゲの被害も少なかったと聞きました。