テングチョウの産卵、アカボシゴマダラの幼虫

いつもより長めの散歩の帰り道

空腹なうえに暑くて もう歩くのがいやになっていたときのこと

 

樹高２m ほどのエノキに テングチョウがやってきて

あっちの葉 こっちの葉と touch＆go を繰り返しています。

 

あれ？ 産卵するのかな 　　と見ていると

 

やがて 新芽にとまって

 

 

 

折からの風に、二度三度と 翅を閉じて中断したりしながら

ようやく産み付け終えました。

 

お疲れのお母さんテングチョウは

葉の上で しばしの休息です。

 

 

お母さんテングチョウがいなくなってから そ～っと覗いて見ると

 

これが卵でしょうか。

新芽の間に乳白色の楕円形のものが見えます。

大きさは長辺で 1mm くらい

 

 

↓　下は、数日前に別の場所のエノキにいた 幼虫です。

この子も そんなところに産み付けられ

柔らかな葉を食べて大きくなったのでしょう。

 

左側に、つい先ほど排出した黒いフンがあります。

（画像は 幼虫が向きを変えたところ）

無事に成虫になれますように・・。

 

 

この後、他のエノキでも 卵や幼虫を探してみたものの

大木になると 新芽の位置も高くて 全くわかりませんね。

ラッキーな出会いでした。

 

 

この日は蝶との出会いがほとんどなく がっかりでしたが

テングチョウの産卵に出会った直後のこと

ふと目をやった先に、今年のお初さんがいました。

 

アカボシゴマダラも休息中？

日陰の葉で じっと動かずにいます。

 

半月ほど前には 幼虫に出会っていました。

ツツジの葉っぱに紛れていて、教わらなければ 素通り間違いなし 

 

もうじき蛹になるところだそうです。

特定外来生物だけど

あなたも無事に 成虫になれますように・・。