展望の表尾根を 塔ノ岳へ
鍋割山から二俣では、紅葉を楽しみました。
7時10分、秦野駅前のバス停には すでに長蛇の列ができていましたが
運よく 臨時便の2台目に座ることができて、表尾根の登山口 ヤビツ峠へと向かいました。
今日は 紅葉の期待できる奥多摩に行こうかと ぎりぎりまで迷っていたのですが
高尾山以外では初めての 単独行であることから
少しは慣れている丹沢にしようと 出かけてきたのでした。
ヤビツ峠から富士見山荘までは
手ごろなウォーミングアップの車道歩き
右手には、丹沢三峰が頭を覗かせています。
登山道入り口から杉林を登っていくと
ところどころに色づいた木々がありましたが
日射しがないので、冴えない色です。
天気予報では晴天のはずだったのに・・
日射しがなくても 気温は高く、登り始めるとすぐに暑くなりました。
かなりの汗をかきながら、1時間ちょっとで 二ノ塔へ
そのまま 三ノ塔へ向かいます
高曇りの空に 富士山がぼんやりと見えています。
この季節にしては珍しく 黄砂の予報が出ていましたから、そのせいかもしれません。
時折 日が射すようになってきて
三ノ塔に着きました。
これから行く 塔ノ岳までは、よく見えています
塔ノ岳への道程は遠く、アップダウンを何度も繰り返していきます。
初めてこの表尾根を歩いたときには、いつまで続くのかと参ってしまったこのコースも
少し慣れた近頃は、登り一方よりも めりはりがあって 歩きやすいと思うようになりました。
ここから見える姿のよい富士山は、残念 先程よりもっと霞んでしまいました。
烏尾山への下りは
以前より崩壊が進んでいる様子
これを登ると
烏尾山荘です
さらに 小さく下って、登り返し
行者岳には 10時20分着
ここからの富士山が 一番はっきり見えました
行者岳下りのクサリ場は 渋滞なく通過し
名残のフジアザミ咲く 崩壊地を登り
取り壊された書策小屋跡から もう一登りして
ようやく新大日に到着しました。
ここまでくれば、あともう一頑張り
そろそろゆっくりと休憩したいところですが
ベンチはいっぱいです。
眼下に見えるはずの町も海も
霞んでしまって ほとんど見えません。
それじゃあ 先に進みましょうか
この先は、ぐっと丹沢らしい雰囲気になり
木ノ又小屋を過ぎると
最後の登り
塔ノ岳山頂 11時30分
ヤビツ峠から 3時間20分。私にしては、まあまあの時間で登れました。
今日はちょっと空いているようだわ・・・と思いながら、進んでみると
富士山の方を向いて たくさんの人がお食事中で、座る場所を探すのも一苦労です。
いつもは、持参したものを分け合い おしゃべりしながら にぎやかに過ごす ランチタイムも
一人ではすぐに終わってしまい、時計を見れば 12時になるところです。
丹沢山まで往復するには 時間がきびしいけれど
このまま 霞んで眺望の悪い大倉尾根を下ってしまうのはつまらない
昨年 紅葉がきれいだった 鍋割山へ寄ってみようかな・・
でも、長い 西山林道を歩くのは いやだなぁ
ぐずぐずと迷いながら 下っていきます。
金冷しの分岐で先行していた男性が直進するのを見て、心が決まりました。
大好きなブナの道は 日射しがなくても 気持ちいいね
鼻歌まじりに写真を撮りながら進んでいくと、すれ違う人がだんだん多くなりました。
小丸尾根への分岐を過ぎるあたりでは、また広がってきた青空を仰いで深呼吸
前からやってきた若者に、「こんにちは~ 」と 声をかけてすれ違おうとすると
あれ・・っ!! 矢車草さん・・?
はじける笑顔のまぶしい三人は、矢車草さんご夫妻とお友達の ともちゃんでした。
ネットのお知り合いって、何だか不思議
年はうんと離れていても
ずっと以前からのお友達のようにすんなり話せます。
もっとたくさん話していたかったけれど、またいつかね
塔ノ岳へ向かう三人とさよならして、やはり 激混みだという 鍋割山へ向かいます。
途中で見える 蛭ヶ岳も 今日はすっきりしません
枯葉の散り敷かれた道を かさこそ音をさせながら歩いて、 鍋割山に着くと
新しく 山頂標が立てられていました。
そして、この青空は今日のピカイチ
塔ノ岳同様の混雑でも、こちらは家族連れや女性のグループでにぎわっています。
そういえば、表尾根は 男性が圧倒的に多かったなぁ・・と思いながら下っていくと
息も絶え絶えといった様子の 若い女性に次々と会います。
頑張れ~! 次はもうちょっと楽に登れるからね・・
ロープが新しくつけられた道
リンドウはあちこちに咲いていましたが
昨年 花が咲いたようにびっしりと赤い実をつけていた メギの木には、全く実がありません。
夏の暑さにやられてしまったのかもしれませんね。
楽しみにしていた紅葉は、遅れている様子
まだ緑色の木が多く見られました。
後沢乗越 二俣手前あたり
沢を渡る新しい橋ができた 二俣から少し歩いて、 県民の森への道を分け
西山林道を大倉へ向かいます。
ダート道でもそれほど歩きにくくはなく
紅葉しかけた葉が見られて
この道も案外いいかも・・・
始めのうちこそ そんなふうに思っていましたが
その長いこと!長いこと・・・
最後に山道に入って、15分ほど歩き
大倉バス停にたどり着きました。
この日、青空と日射しはほんの少しだけ、紅葉もちょっと期待はずれに終わりましたが
矢車草さんにも会えて、しっかり歩いた 充実感のある丹沢山行となりました。
ヤビツ峠8:10-三ノ塔9:30-新大日11:00-11:30塔ノ岳
塔ノ岳11:55-12:55鍋割山13:10-後沢乗越13:50-二俣14:20-15:30大倉バス停
ちょっと 雲があるようだけど・・・
昨日は本当にびっくりしましたよ。
でもでも、すっごく嬉しくっていっぱい元気もらいました。
もっともっとお話したかったですね。
塔の岳の山頂じゃなくってあの尾根道だったから
出会えたんですね♪
鍋割山も塔の岳の山頂も激混みだったから
あの中では会えなかったと思って。
どちらの方へ下山されたのかしら?
私達はクタクタになりながらバカ尾根を・・・
相棒もはなねこさんに会えて嬉しかったみたいで
想像どうりの素敵な方だったね~と今日も話していました!
レポは明日書きますよ。
憧れのはなねこさんにお会いできて嬉しい一日になりました。
富士山も黄葉もイマイチでしたけどね(^_-)-☆
予報のようには晴れませんでしたが、寒すぎず楽しく歩けたのではないですか。
素敵な出会いもあったようでよかったです。
鍋割から二俣の紅葉はまだしばらくもちそうかな。
結構歩かれましたね。あいにくの天気で残念でしたが、健康には良かったですね。
塔ノ岳周辺は崩落が進んでますね。ご無事で何よりです。
土曜日はいい天気だったよね。
快調な足取りのはなねこさんが
目に浮かびます。
結構長い距離、スイスイですね。
丹沢の青空は、ちょっとしか出てくれませんでした。
予報は晴れだったのに・・と、ぶちぶち思いながらも
あのコースで降られなくて本当によかったです。
私もホント、嬉しかったです♪
大好きなあのブナの道で会えたことが 奇跡のようでした。
元気をもらったのは、私のほうですよ。
矢車草さんと相棒さん、ともちゃんも
お若い三人の笑顔が輝いていましたもの・・(^-^)
またどこかで会えたらいいですね。
今度はもっとたくさんお話しましょう(*^-^*)
下りは二俣から大倉バス停へ。
疲れました・・・。
しばらく長い距離を歩いていませんでしたので
いい機会だと思って頑張りました。
鍋割山の紅葉は、遅れていると思います。
昨年きれいな赤だった モミジの葉が、まだ緑色でした。
まだしばらくは楽しめそうですよ。(^-^)
ありがとうございます。(^-^*)
丹沢は人が多いとはいえ、常に誰かそばにいる というわけではないですものね。
無事に帰れたことが、なによりよかったことでしたね。
表尾根も、行くたび荒れていると感じます。
どうしたらいいのでしょうね。
はい、みなさん都合がつかなくて・・・。
思い切って出かけてよかったです。
それでもやっぱり、だれかと歩くほうが楽しいですね。
特にランチのときは、つまらないし寂しいのよ~(>_<)
次は、わいわい行きたいです。