JA4 エンジン&ミッション搭載

箱替え作業もいよいよ本格的に折り返しへ。

今回はエンジンミッションを搭載しました。

サブフレームを固定するボルトはまだ新品が買えたので新調しました。

やはり新品は気分が良い。

今回の箱替え作業全体の中で1番嫌な作業が強化マウントを使ったエンジンミッションの搭載作業です。

 

JA4のエンジンミッションマウントは全部で3点固定ですが、全て強化品マウントに交換すると逃げやガタがほとんど無い状態になるので3点のマウントボルト穴を完璧に合わせないと全てのマウント固定ボルトを挿入する事ができません。

 

純正のマウントはかなりのふにゃふにゃだからどんだけ適当に作業しても一瞬で済むのですが…

しかし、強化マウントの威力を一度サーキットで体験してしまうと、もうノーマルマウントには戻れません。

前回3速4速シンクロ修理でミッションを降ろした際はセオリー通りミッションを搭載してマウントを先に固定してからサブフレームを搭載しましたが、マウントの1つがサブフレーム上で装着になるため今度はサブフレームのボルト位置が全く合わずに大変苦労しました。

 

なので今回はサブフレームを先に装着しますがボルトは3山程で仮付けしてまだ締め付けないでおく。

エンジンミッションはなるべく水平に吊り上げて、最初に1番面倒なサブフレーム上のリヤマウントのボルトを仮付け。

この時エンジンミッションはチェーンブロックで吊り上げた状態のまま上下動させて微調整に使っています。

誰も共感してくれないけど、このリヤマウントのネジがちゃんと噛むと嬉しいのです。笑

右ミッションマウントはミッション側の大元もゆるゆるの状態でボルトを装着。

こちらもまずは仮付け。

もう手に入らない廃盤のスペシャルボルト問題はひとまず生き残りの中古1本と最後の新品在庫で対応。

今後改めて代替品探しもやります。

最後に左側エンジンマウントです。

最後なので他のマウントを仮付けした事でさらに自由度が無く大変でした。

 

パールやハンマーをフル活用しています。笑

 

この後は全てのマウントボルトが仮付け状態なので規定トルクで締め付け。

強化マウントは振動でボルトが緩む事があるのでペイントで分かりやすくしておきます。

マウントの固定が終わったら最後にサブフレームボルトを締め付けて完了。

 

純正マウントだと軽くエンジンを押すだけでもグラグラのトゥデイですが強化マウントは車体と一体化してエンジンの上に乗ってジャンプしても全く動きません。

エンジンと車体が一体化する事でエンジンルームの強度もアップしコーナーの出口でトラクションが掛かるようになります。

キリが良くなったのでここで一旦終了。

いよいよ完成が見えて来ました。