いよいよ事故廃車となる白トゥデイから新しい黒トゥデイに移植するためエンジンミッションを降ろす作業に取り掛かりました。
昔は青空作業でエンジン降ろしていましたが、今では自分のガレージでリフトにセットしながら背中にはスポットクーラー。
とても快適な作業環境です。笑
トゥデイはバルクヘッドの上部がボルトオン部品なので撤去する事でかなり整備性が上がります。
これならエンジンミッションセットで降ろすのも問題なさそうです。
クーラントを抜いてラジエターを撤去しました。ミッションオイルもドライブシャフトを外すため抜きました。
内容がマニアック過ぎるので詳細は不要かなと思い割愛しますが、上からはバッテリー本体、ハーネスとステー類、リフトアップして下からはサブフレームと足回りの分割、排気系とシフトリンケージを取り外しています。
そして、エンジンミッションを降ろすためにチェーンを巻き、今回ガレージへ新設したチェーンブロックへ接続。
3mの単管パイプとアングル材をガレージに固定し、500㎏のチェーンブロックをセットしました。
昔EGシビックで散々行ったエンジン降ろしでは海外製チェーンブロックの品質の悪さに苦労しましたので
いよいよ国産品投入です。高かった。笑
しかし、3か所あるエンジンマウントの取り外し作業で大苦戦。。
事故の衝撃でエンジンミッションが車両右側に押し込まれておりボルトは全然外れない…
右側マウントに至ってはマウントが変形し、溶接ナットは剥がれて紛失。1本のマウントボルトは途中で折れていました。
このボルトM12の100mmと言う特殊ボルトなのですが既に廃盤なんですよね…
マウントを叩いたり切ったりしてなんとか摘出準備完了。
無事にエンジンミッションが出てきました。
台車に載せて作業完了。
降ろすだけという事もあり気楽に作業して3時間でした。そのうち壊れたマウント類の除去に1時間掛かりました。笑
すっからかんの白トゥデイです。
作業していると事故のダメージを発見したのですが、一番酷かったのはこれですね。
なんと左フロントハブが首ちょんぱ状態。初めて見ました。ハブ折れています。。
ドライブシャフトを抜いたらローターが脱落してびっくり。
左側タイロッドも曲がっていたので、もろに事故で横から突っ込まれた影響ですねぇ
ハブの新品は既に廃盤です。古い車なので廃盤部品だらけでとても困ります。
これではタイヤが付けられません。
白トゥデイ廃車にする時はキャスターでも溶接して引きずっていきますかね。笑
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