嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

誰なの?

2004年08月09日 11時09分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
誰かが俺の言葉を盗んでいるような気がする

口を開ける
でも言葉が うまく出てこない

これがもし、スランプだとしたら

僕のやる事はほぼ決まる
書いて書いて書きまくる事だ

どんなくだらない言葉になろうとも
書き続ける事だ
それだけがこの苦境を脱出する術だと
誰かが言うから

だが、しかし、もし、俺の、言葉を、盗んでいる、奴が、居るならば、
俺は盗まれないように気をつけるべきなのか?
あるいは盗まれるよりも早く言葉を吐き続けるべきか?
さてさて?

俺は考える。

しまった、また、言葉が、なかなか、出てこなくなった。

俺の言葉は、誰の言葉?

そこに居るのは、誰?

不思議の街へ

2004年08月07日 15時13分39秒 | 駄文(詩とは呼べない)
街へ出ようよ
僕は彼女の手を取り
街へ駈けだした

それが僕らにとって初めての街で
いつも見ている街とは全然違って
同じ色をして同じように流れて
同じように佇んでいる僕らだけど

僕らだけが街から切り離されて
僕らだけの時間を作り出していた

東京のビル街で
歪な形のワープゾーンにくっついた
絵の中にあるエスカレーターを
僕は彼女に案内されて進んだ

初めて会う彼女の笑顔は
とても新鮮で僕の乾きをほんの少しの間だったけど
すごく潤してくれた

知らない人ばかりの喫茶店に
初めて会う顔達が並んでいて
口々に僕の知っている声で
僕の知らない何かを話し合っていた

そんな不思議なオフ会が
去年の夏に行われた

彼らが何者だったのかは
いまでもよくわからない

今の僕に言える事は
最初から友達だった人は友達のままで
最初から友達じゃなかった人は
やっぱり友達じゃなかったような
そんな静かな人間関係だったということだ

海の向こうの街では
海の向こうの人達が
海の向こうで何かを話し合ってざわついている

僕が海の向こうに行った時
海は青々と輝いていて
幻想にはほど遠かったけれど
それでも僕には眩しい青い海だった

僕がぎこちないアクションを起こすたびに
異世界の隣人は親しげに不思議な言葉で僕に話しかける
僕は必死で耳を傾けて聞いた事もない言葉から
僕だけの意味を取りだして
僕一人で納得する

握手を交わして別れる

意思疎通の基本は
きっと言葉なんかにはなくて
相手を真っ直ぐみることなんだと思いながら
僕は一人堂々と異世界を歩く

不思議が不思議を不思議して
不思議の中で不思議が不思議を不思議するような
僕だけの不思議空間だったけど
僕はそれなりに何かを学んだ気がする

僕の旅は
まだまだ続く

種明かしをするよ。

2004年08月06日 14時43分02秒 | 
落ち着かない。
今日も落ち着かない。

僕はいつも愛情に飢えている。

僕は無条件に愛される事に飢えています。

それが母親の愛情不足だったのかどうかは
今となってはよくわかりません。

現状で両親と一緒に暮らしていますが
両親は僕をやっかいな存在だと思っているようです。
しかし同時に殺すほど冷酷非道にはなれないでいる
そこでパラサイトシングルをやってる僕が居るわけです。

実家を離れて暮らしていると
わりと淡々と日常が穏やかに過ぎていくのですが
それはそれで社会にうまく馴染めない自分が意識され
「明日なき俺は狼となって」の狼と似たような状態に陥ってしまうのです。

以前僕は大学を二年で辞めた後で
そのまま一人暮らしを続けて居ましたが
家賃を1年滞納して無駄な日々を過ごしただけでした。
友達と遊びつつ、なんとかギリギリ食い繋ぐだけの生活ですが
ストレスは貯まらなかった。
毎日馬鹿な事をやって暮らした。
快適な暮らしではあったけれど
自分を問い続けるものは無くならなかった。

様々な人が大学を卒業して独立していき
バラバラに散っていった。
それと同時に僕の周りからは友達は一人ずつ減っていった。

みんな大人になっていったんです。
僕は大人になる事は出来なかった。
これが一つのコンプレックスです。

また、大人になるとはどういう事か
それは僕の中では「自分の子供を産んで育てる事」
だと思っています。

僕は女を求めるようになりました。
けれど自分以外を好きになる事はなかなか出来なかった。
いつでも僕は自分が一番大事だった。

親に滞納した家賃を払ってもらい、
僕は実家に戻りました。
そのまま僕は引きこもりになって
どんどん駄目になっていった。
自分を問い続ける毎日と無駄に戦った。
疲弊しただけで何も得られなかった。

僕は死のうとは思いませんでした。
僕は僕が好きだったし
今は駄目でも、きっといつか誰かのために
何か一つくらいは役に立つ事が出来るだろうと思っていたのです。

僕が引きこもってる間に日々感じていた事は
友達とライフサイクルを共有できない寂しさでした。
友達は仕事をしながら生活しているから
僕は同じ苦労を共有する事もできなかったし
平日街をフラフラしても余計に寂しさが募るばかりでした。
僕は僕だけの時間を僕の部屋の中で
まるで冬眠するように過ごしました。

去年の夏、じつに10年ぶりくらいに好きな女性ができました。
もし、彼女が僕を肯定してくれるなら
僕は大人になれるのではないかと期待しました。
自分が大人になれそうな気がしました。

だけど僕は自己主張ばかりして
相手に合わせようとはしませんでした。
相手の好みの男性に化ける努力なんか絶対したくなかった。

僕と彼女はお互いに依存し合うだけの電話友達になってしまいました。
彼女もまた、自分を認めてくれる人を欲しがっていたから。
僕は彼女に一番近い位置に立てたと思うけど
男としての魅力を引き立てる事は出来なかったし
また、彼女も僕を男らしくしようとはしなかった。
彼女はただ、自分を熱心に見てくれる人が側に居れば
いつも相談にのってくれる人が側にいればそれで良かったんです。
だから僕と彼女はお互いに見せかけの信頼で
中途半端な距離を探り合うような仲になってしまった。
僕は彼女が僕を友達として好きでいてくれても
異性としては好きになってくれない事に耐えられませんでした。

僕は大人になる事は諦めました。
だけど死ぬ事はできなかった。
僕は彼女を諦めたけど
女性を諦める事はできなかった。

僕は多分、逃避的に夢を追う生き方を選んでいます。
それが今のBLOGと密接に関係している。

僕のBLOGは僕の夢の投影なんです。
起きたまま、言葉の中で夢を見ている。
たぶん、それが誰かを呼び寄せる。
それが誰かを惹き付ける。

僕は現実が見えていないのではなく
現実と戦う事を諦めてるんです。

それが死にたがりの理由です。

僕は夢と現実を交換したい。
僕の魔法で。僕の言葉で。

それがきっと僕の多面性の理由
僕の被っているマスク
僕の吐いている嘘

今日はそんな風に感じました。

ブロガーに蔓延する「オフ会症候群」

2004年08月03日 20時47分43秒 | Weblog
突然ですが
さっき、イタ電がかかってきました。
コイツコイツコイツから。

運良く10分くらい前にこんな記事を読んでいたので
ビックリ感は薄かったのですけどね。

声から勝手に作ったイメージでは
しなたまさんは やや礼儀正しくて無計画っぽい感じの兄ちゃんで
byrdieさんは 「まぁいっかー。今日は特別♪いけいけGOGO!」とか内心思ってそうな姉ちゃんで
わどさんは 無言で背後から近づいてきて脇の下をくすぐり、ニタニタ笑いそうな高校生
って感じでした。

全然わかんないかもしれないが、とにかくそういう感じだ!

わどさんの極秘情報によれば、しなたまさんはカッコイイ男性
byrdieさんは美しい女性らしいのですが、これはおそらくヨイショだろう。
いや、そうでないと俺が困る。

オフ会の現場中継をしてくれるのは
楽しそうで面白いのだけど、問題はその後ですよ!
「来週の10日あたり、名古屋行くから会おうよ」としなたま殿ががが。

コイツぁ予想以上に青春野郎の可能性がある!
と思いましたよ。
つーことで僕もオフ会の波に巻き込まれそうです。
押し入れの奥でガタガタ震えることにします。(嘘)

魔法の言葉を探そうよ

2004年08月02日 03時30分11秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君が居ない事の寂しさを 君に直接伝えるにはどうすればいいのだろう?
友が居ない事のつらさを 友に直接伝えるにはどうすればいいのだろう?

語り得ない語りかけを 感じてもらえない心には
嘘さえも届かなくて
優しい笑顔で君を騙すだけ

笑っていればそれで安心してくれるなら
君はきっと僕の心には一歩も近づいていないのだということを
僕はどうして君に伝える事ができるでしょう

もうすでに夜が明け
朝が来ようとしてるのに
まだ何一つ語る言葉を持たない僕は
一体君に何を言ったらいいのだろう

諦めたくは無い
あきらめたくはないんだよ

何も語り得ない僕の無力さを
全てを見通す君の目を
信じて何かが伝わるわけじゃなくて

ただありとあらゆる虚像が目の前を通り過ぎて
だったらここで立ってる意味はなんなんだと
僕は問わずにいられない

君に近づきたいよ
君を知りたいよ


ねぇ
何を見てるの?


君の見ている世界を
僕に伝える魔法の言葉

囁くゴーストに言葉なんか要らないんだよ

2004年08月01日 05時51分37秒 | 駄文(詩とは呼べない)
本当は言葉なんか要らないんだよ
何も言いたくないんだ
どうせ言ってもしょうがないことだし
言って何かが変わるわけでもないし
もうそんな事は語り尽くした

悲劇のヒロインも要らないし
優しい言葉も必要ない

ただ日常があるというそれだけで
それだけでもうそれが苦痛になる

現実が恐ろしくて眠り続けたいのに
かならず朝は来る
なのに明日は来ない

気が狂いそうになる
同じ自分しか居ないという事に

同じ朝が訪れ
同じ自分が居て
いつも自分は人間で

そんな事を何度繰り返してるんだ?

世界よ、飽きないのか?

俺は飽きたよ

だから死にたいんだ

悲劇なんかどうでもいいんだよ

未来が真っ暗でもいいんだよ

ただもう、人間が居て世界が見えて
それだけで恐ろしくなる人は
一体どうしたらいい?

どうしたらいい?

どうしたらいい

したらいい

いい





一度気付いたら、消えない恐怖があるって事、
俺は知ってる。

欲望が嫌いなんだよ

2004年08月01日 05時38分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
欲に満たされ
欲に溺れ
欲だけに振り回されて生きる

そんな生き方じゃ
俺は満足できないんだ

どうしたらいい
どうすれば

無駄
とにかく無駄
全てが無駄

圧倒的な毒が
俺の周りに立ちこめ
俺は何も見えなくなって
座り込む

もう駄目なんだ・・・

痛いとか弱いとか
そんな事
もう言うのも疲れた

追い立てる俺と
追いかける俺と
追いつめる俺と
俺を殺そうとする俺と
必死で逃げる俺と

そんな俺ばかりが
もう俺の中では何百年も果てしない議論を続けていて

出る結論は全て絶望の色に染まっていくんだ

だから俺にはもう手遅れだとしか思えない

どうしたらいい
どうすればいい

何が欲しい
何がやりたい

邪悪な魂が囁き続ける限り
俺の居場所なんてどこにもない

何が欲しい?
何が欲しい?
何が欲しい?

何も要らないよ!!!

太陽の輪の中で

2004年08月01日 05時18分36秒 | 駄文(詩とは呼べない)
毒の回った言葉だけが俺を取り囲んでいた

もう何百回も同じ事だけを考え続けて
俺は疲れていた
眠る事を欲していたが
身体は眠る事を許してはくれなかった

大きな渦の中にいた
目の前に大きな太陽があった

渦の中心にある太陽を見てるつもりだったが
身体はずっと円周を走り続けていた

引力の外に出る事も中心に向かう事も出来なかった

俺は何日も何日も同じ日を繰り返していた

もう俺は考える事が出来ない
もう明日は来ない

そんな事ばかりがぐるぐると駆け巡っていた

笑う事を許されている俺はいつの俺なのか
怒る事ができなくなった俺は離陸できるのか

明日…
明日が来れば…
明日さえ来れば…

時計は見るたびに止まった時を刻み続けていた

無限の牢獄を開く鍵はまだ見つからない

今日はどこへ行こうか