嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

掴んだ奇蹟を手放す為のチャンスを。

2005年02月28日 00時34分39秒 | 駄文(詩とは呼べない)
やっぱり僕にはわからない事が多すぎる
ずっと考えてるけど
色々考えてるけど
全然解らない。
というかもう、自分が理解を欲しているかどうかさえも、
かなり疑わしくて
僕は一体何を知りたかったのか
わけがわからなくなってしまう。

重く閉じた、固い分厚い殻があって
それが開かないから困っているのだと言えば
あまりにもわかりやすい問題だ。
僕が内側から踏み出したり
誰かに心を許したり
それで解決できるのだとしたら、
もしそんな簡単な問題なのだとしたら
そもそもからして
僕は今の僕として悩んでいたりはしないだろう

わかりやすい快楽と
楽しい日々の生活に溶け込んで
それで僕は笑うたびに幸せになる

そんな簡単な問題は、そもそも僕は抱えていないのだ

3,2,1,0と数えていき、
-1になる前に
0とマイナス1の間に、
どうしても何かがあるような気がしてならない。

あるいはまた、ブラックホールの中心に、
宇宙よりも広い大事な何かがあるような気がしてならない。

たぶんそれを知りたいんだと思う。

だけど今の僕はあまりにも何かに疲れていて
消耗しちまっている

僕は一体誰なんだ?

世界の外から叫んでいた君は、
今はどうしていますか?

今も嘆いていますか?

世界の全てを欲していた君は、
今はどうしていますか?

今でもまだ、何かを知りたいのでしょうか。

そしてまた僕は、今日も僕を問い続けるのだろうか。

「明日なんか要らない」
「あしたなんかいらない」
「あしたなんか、いらない。」

もう一度、遠くへ何かが伝わるように
しっかりと目を瞑って
しっかりと耳を塞いで
しっかりと口をつぐんで
ゆっくり心を閉じて

宇宙だけを、伝えるように

僕は遠くで、微笑んでおくね。
誰かが気付いて、何かが変わるように。

明日世界が、生まれるように

触れそうで触れない、あわい光が瞬くように

そっとゆっくり、誰かが死ぬように。

怖い。この世界に居る事が。

2005年02月27日 14時48分53秒 | 駄文(詩とは呼べない)
寝てる時、夢を見ていて
そこにはしっかりと夢の世界があるのに
少しでも気を抜けば、途端に世界の枠組みは脆く脆く壊れていって
気が付けば矛盾だらけになって
そして強いキツイどうにもならない光が差し込んで
ボーッとした頭は記憶を読み出して
僕は昨日から連続の僕だったと思い知らされるのです。
新たに。

この新しい古くからあったことになっている今ひとときの
恐怖感が現実なんです。

夢の中でたゆたうもわもわした曖昧な僕が
きっといつだって僕の望んでいる僕の居たい場所なのに
現実のゆりかごは現実の僕を揺らし続け
周りのセカイの方ではなくて
中心に居る小さい方が僕なんだと、
つまり僕「だけ」が僕なんだと言うのです。

違うよ嫌だよそんな事ないよ。
この球状の拡散している曖昧な広がる空間の全てが僕だよ
僕は中心じゃないよ
僕は全部だよ!

…と、寂しく一人で僕は思うのですが
科学の記憶は僕を小さな肉体の枠に填め込み続けるのです。

外部から、圧力だけを感じ
暴力性だけを読み取り
優しさを微塵も感じていない僕は
きっと外側にいるどんな人にでも
僕の周りにいるどんな他人にも
優しくは映らないでしょう

何故なら僕の事を「優しいね」と微笑みかける多くの人が
僕に対して暴力的な外部の価値世界を
唐突に、まったくの偶然であるかのように、
僕の中に発生させようとするからです。

僕には、要らないんです。
あなたがたがいう、いつもいう、大切なもの。
大事な物、人としての最低限の枠組みを形作っている境界線の器。
そんなものは僕には必要ないんです。

僕は僕自身をこの窮屈な肉体に閉じ込め続ける現実を
呪い続ける事で、ようやくどうにか生らしきものを保っているんです。
呪いの連続性によってのみ。
生への恨みによってのみ。

だから僕はいつだって弱くて脆くて粉々になって
消える為に固く固く在り続けるんです
今を壊す為に。
中心に向かう引力で、全てを飲み込むブラックホールの力で
僕の宇宙は、中心に向けて崩壊し続ける

きっとあなたがたは、
あまりにも遠くの外側にいるから、
外ばかりを見てしまうから、
中心に居る僕が怖いのでしょう

わかりますよ。

たったひとりで負け続ける事で
自分の世界を吸い込み続ける
僕自身が自分に恐怖しているのだから。

誰も僕に触れる事など、出来ない。
出来るのは、僕を壊す事だけです。
僕でさえ、僕に触れる事は、今も不可能で在り続けているのだから。

消える知の欲望

2005年02月24日 02時45分18秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕が手を伸ばす事をやめた日も
君は一人で手を伸ばしているんだろうか?

今も君は必死で何かと闘ってるんだろうか?
僕はもうすぐ壊れるよ

何もかも全てが予定通りでいつも怖いよ
僕が世界を見放せば、もう世界は決して僕を裏切らない
全てが壊れていくんだ
色んなものが、色んなふうに壊れて
色々な方向へ飛び散っていくよ。

予定調和に光は無いけど、
もう僕は何かを欲しがる事をやめるのかもしれない

ねぇ、もしよければもう一度…いや、だけどもう
もうこんなことを繰り返しても何も変わらないのかもしれない。

だけどそれでも僕は何かを望むだろうか
今でも何かを欲しがっているのだろうか

ただ君の声を聞きながら
静かに眠れたら、僕は一度だけ、
安心出来るような気がしたんだよ

誰も居ない世界はいつも不安で全てが流れるように
ゆっくりと激しい痛みが通過し続けて終わるよ

諦めたら明日は来ない

僕はやっぱり明日が欲しいよ。
今日はもう眠るね

誰かの部屋で

2005年02月24日 02時31分59秒 | 駄文(詩とは呼べない)
部屋で吐く息が白い。
ただそれを見るだけで、自分がどうしようもない人間のような気がしてくる

僕は万華鏡を覗いてくるくる回し、
そこに映る、あるいは移りゆく花を見て
1秒ごとに名前を付ける
そしてまた、1秒後の花を、1秒後の名前を、
名付けられるべき名付けられた花を予想して
あぁ、やっぱり違うんだな、と思ったりする

この世界がどうしようもないのと同じくらい
万華鏡の花は美しい。
だから僕は壊すのだろう
手に入らない美しさに絶望するように。

僕にあともう少しの元気が出たら
君の声をもう一度思い出そうと思う
死にゆくように、切なさが名前を欲しがるように。

気が狂ってもいいから革命したい

2005年02月20日 05時05分38秒 | 駄文(詩とは呼べない)
だんだんと、何かが変わり始めていて
その事に納得出来ない自分がいて
それを観察する自分がいて
そしておだやかに

怖いくらいに穏やかに
日常が色褪せていく
たぶん、このまま日常が灰色になれば
きっとアイツが目覚めて
全てをめちゃくちゃに壊していくんだと思う

もうすぐだよ
もうすぐ会えるよ

冷たい檻に押し込められて
唇を噛んで偽善者のままで居続ける俺じゃないって事くらいは
もうとっくに気付いてる

明日を食い続ける為に
今、何かを構築して
そしてまた、それらを壊して食うんだろう

夢を見よう
そして夢を食おう
現実を見よう
そして現実を壊そう

誰も居ない世界へ行こう
明日のない世界へ行こう

変わらないよ、この世界は。
だから今、この両手を見つめて
後悔する為の明日を
ギリギリで逃げ続ける明日を
夢想して息絶えるために
僕はもうすぐ
自分を殺す

君を騙して君を裏切る為に
僕はまた、君を信じようかと思う

ためしてみようか。

お互いを騙し続ける嘘を。

お前が死んでもいい、俺の声を聞け。

2005年02月19日 20時53分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
欲しかったんだ、どうしても。
生きてる間に、自分を納得させられるだけの、意味ってものを。

もちろん今もわからないよ
誰も教えてくれないとか、そんな事じゃなくて
もう僕には自分を説得するような動機が無くなりつつあるんだ

もう誰かに期待するのも
誰かにコインを賭けるのも
疲れてきたんだ

命がけの言い訳なんかしなくたって
どうせ僕は死ぬ時には死ぬんだし
運が良ければ生き残るだろって
そんな諦めに似た病なんだけどね

悩みは今でも尽きないよ
もちろん今でも考えてる
あるいはまた、何も考えてないし
何もわからないままだし
ほとんど考えてないとも言える

けどさ、
たぶんそんなこと、どうでもいいだろ?

もう、俺の話なんか
誰も真面目に聞く気は無いだろうと、
そう感じ始めてるんだよ

いい加減、同じ事を言い続ける事に疲れてきたんだ
どうせもう通じないんじゃないかと、
そう思い始めてるんだよ

宇宙の外からの声が、だんだんかすれていくんだ
なんども聞こえてた
私を見てって声が
聞こえなくなっていくんだ

心はいつも
僕を裏切る為にあって
誰かを見失うためにあって
もはやそんなものを見ている時間は
僕から奪われ続けていくんだ

他者の暴力によってね

今でも僕は
自分の生を
自分のようななにかの生を
何かのせいにしているよ

君と話がしたい
眠るように
歌声を聞くように
やがて薄れていく存在感のように

例え僕の耳が聞こえなくなっても
君の声が聞きたいよ

「誰かの心臓を掴んで、何かの音を確かめたいと思った。」

ひとつだけしかない、たったのたくさんある方法

2005年02月19日 20時35分25秒 | 駄文(詩とは呼べない)
かまわないさ、意味が無くなったって。
だけどね、遠くに響く音がやむ事がないように
盲目の人にも光が見えるように
嘘だけで自分を正当化できるとしたら
とっくにこの世界は終わってるんだよ

こんなところでジッと息を潜めていてもだめなんだ
もう何もかもが終わりの予兆を示し始めているんだ

君が外部に何かを任せるって決めたのは
自分を生かしてくれる意志を
内部から外部に移して諦めたからだろ?

人は一人で生きられないって言うけれど
人の中に、二人以上が生きている事なんて本当にあるのかい?

精神分裂病?
いや、そうじゃなくてさ

一人じゃ生きられないということを
どうやって自分に証明したのか
それが知りたいと思ってね

俺は生まれた時から一人だったから
今だって、誰一人として信じるに足るような人は見つけていないから
悪いけど、犬になるつもりは無いよ

無くなってもいいから
今の内に意味を閉じ込めておこうかと
そう思っただけだよ

今が怖いんじゃない
明日が怖いんだ
明日が来たら、今日は終わってしまうから。

短くてもいいよ
今の一瞬を
光の中で永遠に
真っ暗闇で永遠に

1秒感覚を超える為の勇気

2005年02月18日 21時05分01秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もう僕には
自分を正当化するための言い訳も
自分を騙す為の嘘も
きっと用意出来ない

ここからだ、
ここから何かが変わる

これから世界を変える

自分を安心させてはならない
努力してはならない
誰かに従ってはならない
活き活きと生きてはならない
過去を振り返ってはいけない
大人になってはならない
現実を見てはならない

世界を変えるしかない

自分を変えようとするな
世界を変えろ!

早く殺す
1秒でも長く殺す
世界を殺す

この世界を、誰にも知られないように、溶かして殺す。

逆らわないで。流されないで。ただずっときっと透明に

2005年02月18日 20時55分14秒 | 駄文(詩とは呼べない)
安心するのが嫌だ
当たり前の事をするのが嫌だ
何かを決定するのが嫌だ

誰かに用意された未来なんて要らない
誰かに言い当てられた選択肢なんて選ばない

帰る道なんて無い

僕は世界を変えるしかない

生まれたくない

死にたくない

目覚めたくない

なにもしたくない

ここにいたくない

逃げ出したくない

世界を変えたい

怖い

時間が経つのが恐ろしい

心の臓器が鼓動を刻むたびに
俺は死に急いでいる
生き急いでいる

うるさい時計は止めようか

はやく誰かに殺されたい

誰かを愛する幸せは要らない
だから不幸も必要ない

俺は多分、きっとなにも望んでいない
ただ単純に、なにもしたくない

時計を壊す為の愛に嘘を下さい。

無気力の原因

2005年02月18日 20時48分02秒 | 駄文(詩とは呼べない)
自分に嘘を吐いている
俺が本当にしたい事は
今、俺の目の前には無い

したくない事をしている
自分を裏切っている
自分を騙そうとしている
わかっているのに抵抗する力が出ない
無気力

俺が今考えている事はあまりにも危険すぎる
リスクが高すぎる

そこに目を向ければ
様々な人が敵になるだろう

だが、やってみたい。

怖い。

殺されるかもしれない。

迷う。

世界を変えるのは今なのか

誰か俺に、ヒントをくれるだろうか

誰か一人でも、俺に味方はいるだろうか

たぶん、敵ばかりなんだろう

怖い。

世界を革命したい。

チャンスは多分、もうすぐやってくる。

怖い。

実行する勇気が出ない。

俺は一体誰なんだ。

おやすみ三秒が永遠に続いたっていい

2005年02月18日 20時41分02秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もういいんじゃないだろうか
なにかしたいことがあるだろうか
なにかしないといけないことがあるだろうか
全ての現状を肯定して
もう満足してもいいんじゃないだろうか

僕は多分、この世界から逃げ出したいだけなのだと思う
痛みのない時間が
なにもない時間が
世界の終わりを呆然と夢見る時間が
あまりにも愛おしいのだろうか

世界の流れに刃向かう事に疲れてきた
流れに乗る事にも疲れた
知らない事を知る事にも疲れた

もういいんじゃないのか
もう、眠ってもいいんじゃないのか
考えなくてもいいんじゃないのか
いなくなってもいいんじゃないのか

こわれてもいい
こわしてもいい
こわさなくてもいい
なんでもいい
どうでもいい

いい事しか思い付かないよ

ああ、悪いのかもしれないな。

眠ろうよみんなで
世界の終わりを夢見て。

言葉の電気分解で作者と読者は一対一

2005年02月16日 23時10分05秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉は全部比喩だから

言葉はまた、生きたままで死に続けます

読者の死によって引き裂かれた作者の意味は
孤独の宇宙で
今もまた、時間が解凍されるのを待っているのでしょうか

僕によって
読まれるのを待っているテキストは
今でもまだ、意味を閉じ込めているのでしょうか

君に手を伸ばす勇気が欲しいけど
僕は誰にも助けられたくない

君に触れる奇跡が欲しいけど
僕は何も知りたくない

地獄の時計が鳴り始めた
起きなくちゃ

まぶたをあけるのは怖いけど

寝続けていれば
いつまでも生きなくちゃいけないから

明日をこっちに引き寄せる為に
僕は覚醒する

一滴の水で
静かにはばたくために

テキストにも意味にも引力はないから、宇宙には光が。

2005年02月16日 23時09分20秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕が書いているもの
書き残しているもの

だんだん心配になってくる
消えちゃうんじゃないかって
どこにも残らないんじゃないかって

テキストも言葉も消える事は知ってるけど
きっと誰かが
ひとりでもいいけど誰かが
何か少しでも余韻を憶えていてくれるんじゃないかって

期待しながら書いてきたんだけど

世界を変える事に失敗すれば
これは、どこにも残らない可能性があるって

時々心配になる事があるんだ

誰にも読まれない日記
誰かの為には書かれない日記
走り書きのダイニングメッセージ

駄文を書き殴るのは
僕が僕として読む為にあるんだって
割り切ってるつもりだけど

僕はもう、死んだら読めないんじゃないかって
今更ながら少し不安になる

ブラックホールをもっと見つめなきゃ。

死んだテキストが、生き返る事はないから
生きたテキストを、どこかに残さなくちゃ。

だんだん不安になってくるんだ
僕が書いた物を、わかったつもりになってきた人が増えてきて
僕はそれじゃないって
いつも言ってるんだけど
お前が言ってるのはこれの事だろうって
決めつける人が増えてきて

みんながこれだこれだやっぱりこれだったって言い始めて
周り中から指を刺されて
あるいはまた、指で指されて
そういう人達の、白黒した嘘吐きの目線に騙されて
僕もだんだんと面倒になってきて
「それです、僕が言ってるのはそれです、」
って…

そんな風に、嘘を吐いてみんなで安心するんだ。

良かった良かった。
やっぱりこれだったんだね。
これでみんな安心できるって
そんな事をそれぞれがこっそり思うんだ。

嫌だよ…
騙されたくないよ
自分にも、誰かにも、みんなにも。

助けて欲しいんだ
歩き出す言葉が、発明されるよりも前に

助けてあげたいんだ
僕が生まれるよりも前に
僕を殺す事が出来るように

妖精の羽をむしり取って叫べ

2005年02月16日 23時08分24秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ねぇ、早く殺してくれないかな

もうさ、だんだん疲れてきたんだよ
生きる事じゃなくてさ
誰にもわからない事を語り続ける事にさ

けどまぁ、後継者も居ない事だし
俺がやるしかないんだけどさ

俺の宇宙、もうすぐ引力が無くなるよ

声が聞こえなくなりそうなんだ
現実の音が、聞こえすぎて
向こう側からの、音がかき消されそうなんだ

遠くからずっと聞こえてくる孤独の呼び声は
生死とは違う次元にあるはずなのにね

奪われた事も無い心を
取り戻したいなんて
おかしな話だよね

僕、やっぱり変だよね
君に会いたいよ
早く会いたい

会ったら死ぬってわかってるけど
それでもきっと
僕は叫ぶんだ

だれにもわからないように
だれにもとどかないように