あの日から一年経ちました
ボニーのいる場所は こちらとは時間の概念が違うと聞きました
待っていてくれるのかな?
もう少しお待たせしちゃうけど忘れないで待っていてね
冷たい鼻 薄い舌 ビロードの手触りの耳
掌はコーンの匂い
稲妻が走ったような背中の毛
バタバタと生き物のように激しく動くしっぽ
お腹を上に向けた時のちょっと不細工な顔
大きい目 太くて短い脚
手触りも匂いも何もかも覚えている
あなたとの出会いは わたしの
「せめて誰かの、何かの役に立ちたい」
という思いから始まったけれど
幸せをくれたのはボニー、あなたでした
9年近くも一緒にいてくれてありがとう
あなたにとっては犬生そのものでしたね
お母さんね、いいことを積み重ねて
ちゃんとボニーのところに行けるように
頑張ってるからね
ありがとう
また会いましょう