愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

家族にまつわる話12

2021-09-13 11:49:00 | 思い出

自分が人並みのことをできていないことは

充分承知していた。

なので責められて当然なのだと思った。

 

夫に何か期待していたわけではない。

何かしら手助けしてもらおうとも思ってはいなかった。

 

ただ、思いやりなく扱われるのに傷付いただけ。

それだけだった。

 

そんな親だったのに子どもは目を開けてわたしを見るようになり

笑うようになった。

可愛かった。

何があっても耐えていこうと思った。

 

それがどうにもならないと覚ったのはその後すぐのことだった。

・・・

・・・

書こうと思いましたが書けませんので省略します(^-^;

 

このままではとんでもないことになってしまうと思いました。

・・・

・・・

母から逃げたわたしは今度は夫から逃げ出したかった。

でも もう逃げる場所はどこにもなかった。

 

母には話せることだけ話して(話せないことは伏せた)

離婚したい旨を伝えると

わたしは母が

「それ見た事か お母さんの言う通りになっただろう」

そう言うと思っていた。

 

しかし母は

「おまえは要領が悪いね。夜帰って来て眠れないなら昼間寝たらいいじゃないか」

「離婚の原因っていうのはね、働かなくて稼ぎがないこと」

「浮気すること」

「ギャンブル」

「この3つしかないんだよ」

「このどれに当てはまるんだ」

「おまえは何が不満なんだい」

「働いて稼いで家に居ないなんてこんな楽なことないじゃないか」

 

わたしはストレートで単純な考え方ができる母がうらやましかった。