自分が人並みのことをできていないことは
充分承知していた。
なので責められて当然なのだと思った。
夫に何か期待していたわけではない。
何かしら手助けしてもらおうとも思ってはいなかった。
ただ、思いやりなく扱われるのに傷付いただけ。
それだけだった。
そんな親だったのに子どもは目を開けてわたしを見るようになり
笑うようになった。
可愛かった。
何があっても耐えていこうと思った。
それがどうにもならないと覚ったのはその後すぐのことだった。
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書こうと思いましたが書けませんので省略します(^-^;
このままではとんでもないことになってしまうと思いました。
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母から逃げたわたしは今度は夫から逃げ出したかった。
でも もう逃げる場所はどこにもなかった。
母には話せることだけ話して(話せないことは伏せた)
離婚したい旨を伝えると
わたしは母が
「それ見た事か お母さんの言う通りになっただろう」
そう言うと思っていた。
しかし母は
「おまえは要領が悪いね。夜帰って来て眠れないなら昼間寝たらいいじゃないか」
「離婚の原因っていうのはね、働かなくて稼ぎがないこと」
「浮気すること」
「ギャンブル」
「この3つしかないんだよ」
「このどれに当てはまるんだ」
「おまえは何が不満なんだい」
「働いて稼いで家に居ないなんてこんな楽なことないじゃないか」
わたしはストレートで単純な考え方ができる母がうらやましかった。