昨年はわたし個人だけでなく
身内にもいろいろなことがあって
常に「死」が隣り合わせであることを感じていた
2022年はそんな年だった
ご主人のがんが発覚してそれがかなり深刻な状態が疑われると…
その時奥さんは
「終わったな…と思った」そうだ
そして もしそうなって(亡くなって)しまったら
「娘のところに頼っていく」
という…
なんだろう…
わたしにはそれは無理だと、そう思った
わたしには子どもが3人いるけれど
どの子ともそんな未来を思い描けなかった
何かあった時の力になりたいという気持ちはある
でも 一緒に暮らすことは考えていない
子どもに頼りたくない
そして子どもも…誰も頼ってこない
わたしの存在すら忘れているのかもしれない
ずいぶんと理不尽なこともあったし
つらいことばかり蘇るけれど
本当にわたしを必要としてくれたのは
夫だけだったんだな…
あまりわたしのことを考えてくれる人じゃなかったけど
最期にはわかってくれたのかな
優しかったこと 楽しかったこと 幸せだったこと
いつか そんなふうに思える日がやってくるのかな