夏になると無性に異世界などの非日常にあこがれて、ポエマーになりたくなるんですが(厨二病が治ってないだけ)、
その中でふと思ったのが、言葉が通じる種ってそんなに多くないんじゃない?ってことです。
この前ちらっと、龍と意思疎通をする少女みたいな某少女漫画をネットでちらっと見たんですが、
その龍、喋るんですよ。その少女と同じ言語を。なんでや。普通に考えたらおかしいですよね。
なんで人外の生き物が、人間と、しかもその少女と同じ種族の言葉を解し、会話できるのか。
(龍の能力と言ってしまえばそれまでだし、話ができないと物語にならないというのもよくわかりますがw
私、オカルト系の話が好きで某怪談師YouTuberの動画をよく見てるんですが、
そのチャンネルに出てくる霊が見える人の話では、自分(人間)と意思疎通できる霊はほぼいないんだそうです。
元・人間だったものですら意思疎通できないのに、ましてや、同じ国に住む人間でさえ、
訛りが入れば何て言ってるかわかんないこともあるのに、異種間での意思疎通が難なくできるのって
あまりにも不自然だなぁと思いました。
言ってしまえば、同じ言葉を話していても、思っていることが伝わらないなんてことままあるのに…。
そういえば確かPSYCHO-PASSだったと思うんですが、作中で「犯罪者の思考を理解しようとするな」というような言葉がありました。飲み込まれるぞ、と。
あまり深入りすると自分も抜け出せなくなると…。
何でも、誰とでも言葉が通じると思わない方がいいなと思った夏の日。
相手が都合よく同じ言語を解すると思わない方がいい。最近の物語は都合が良すぎる。
現実はそんな甘くない。言葉がすんなりわかるなら、みんなそんな苦労しない。
そこが抜けるとリアリティが欠けてしまう。
今度物語を書く時は、そこに注意して書きたいと思いました。
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