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大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

和歌山電鐵貴志川線 西山口駅!

2020年12月25日 | 

 

和歌山県紀の川市貴志川町長山にある西山口駅は、和歌山駅と貴志駅とを結んでいる全線単線の和歌山電鐵貴志川線(14,3km)の駅です。 もともとは和歌山鉄道の駅として、1933(昭和8)年8月18日に開業しました。

貴志方面に向かって右側に配置された単式ホーム1面1線のみの無人駅です。
以前は駅舎がありましたが、1996(平成8)年に解体されました。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は290人で、これは貴志川線の全14駅中10位です。

当駅と大池遊園駅との距離はわずか800mです。

西山口駅が属する和歌山電鉄貴志川線は、和歌山市の東郊に延びる鉄道路線で、もともとは沿線にある日前宮、竈山神社、伊太祁曽神社などへの参詣(いわゆる三社参り)のための鉄道として建設されました。 その後、沿線は宅地開発が進んでいきましたが自家用車利用が多く、また少子化や自転車通学の浸透による高校生の通学利用の減少もあり、利用者は伸び悩んでいました。そのため、2006(平成18)年4月1日に岡山電気軌道(両備グループ)の子会社である和歌山電鐵が南海電気鉄道から事業を継承しました。

  <西山口駅の年表>

 ・1933(昭和8)年8月18日:和歌山鉄道の駅として開業
 ・1957(昭和32)年11月1日:和歌山電気軌道との合併により、同社の駅となる
 ・1961(昭和36)年11月1日:南海電気鉄道との合併により、同社貴志川線の駅となる
 ・1996(平成8)年:駅舎を撤去
 ・2006(平成18)年4月1日:和歌山電鐵へ継承されたことにより、同社貴志川線の駅となる

 
(駅 名 標)

 
(貴志方面を望む)

 
(駅 全 景)

 
(西山口駅)

 
(ホームにある待合所)


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山陰本線 大岩駅!

2020年12月17日 | 

鳥取県岩美郡岩美町大字大谷字上赤梨子にあるJR西日本の大岩駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの国鉄山陰本線の一般駅として、1950(昭和25)年1月1日に開業しました。

鳥取方面に向かって右側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
以前は開業時に建てられた木造駅舎がホームから下ったところにありましたが、後に解体されてしまい、現在は駅舎はありません。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は186人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中90位です。

大岩駅が属する山陰本線は、新幹線を除くJR線の在来線としては日本最長の営業距離を有しますが、起点から終点までを通して走る優等列車の設定がこれまで一度もない本線の一つとなっています。これは、区間によって乗客の流動に大きな偏りがあり、東西方向の交流が必ずしも盛んでないことや、かつての日本国有鉄道(国鉄)や現在のJR西日本が、山陽新幹線の開業以降、山陰本線沿いの各都市から直接山陽新幹線に至る路線(陰陽連絡路線)を強化してきたためです。

  <大岩駅の年表>

 ・1950(昭和25)年1月1日:国鉄山陰本線の一般駅として開業
 ・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
 ・1972(昭和47)年2月10日:荷物取扱い廃止、駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の直轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される

 
(駅 名 標)

 
(米子方面を望む)

 
(大 岩 駅)

 
(ホーム上にある待合室)

 
(待合室内)


 撮影年月日:2015(平成27)年6月28日


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近江鉄道八日市線 平田駅!

2020年12月15日 | 

滋賀県東近江市平田町にある平田駅は、八日市駅から近江八幡駅までを結んでいる全線単線の近江鉄道八日市線(9.3km)の駅です。 もともとは湖南鉄道の駅として、1913(大正2)年12月29日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な有人駅(平日の午前7:30~8:50及び午後15:15~16:20)です。
2006(平成18)年11月に竣工したコミュニティホールを併設した駅舎が上りホーム(八日市方面行きホーム)側にあり、下りホームへは構内踏切で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は295人で、これは起終点駅を含む八日市線の全7駅中5位です。

平田駅が属する近江鉄道八日市線は、近江盆地の八日市市と近江八幡市の2つの都市間を結ぶ近江鉄道の主力路線で、2013(平成25)年3月16日から「万葉あかね線」の愛称が付けられています。

  <平田駅の年表>

 ・1913(大正2)年12月29日:湖南鉄道の駅として開業
 ・1927(昭和2)年5月15日:琵琶湖鉄道汽船が湖南鉄道を合併したことにより、同社の駅となる
 ・1929(昭和4)年4月1日:琵琶湖鉄道汽船が近江八幡駅~新八日市駅間を八日市鉄道へ譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年3月1日:太平洋戦争中の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、近江鉄道が八日市鉄道を合併し、同鉄道八日市線の駅となる
 ・1946(昭和21)年1月1日:近江八幡駅~当駅~新八日市駅間が電化される
 ・1987(昭和62)年5月1日:当駅~近江八幡駅間の区間運転列車が廃止される
 ・2006(平成18)年11月20日:コミュニティホールを併設した新駅舎が竣工
 ・2013(平成25)年3月16日:「万葉あかね線」の愛称を使用開始
 ・2019(令和元)年9月15日:駅構内終日全面禁煙化

 
(駅 名 標)

 
(八日市方面を望む)

 
(構内踏切上から近江八幡方面を望む)

 
(平田駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2019(令和元)年8月17日


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播但線 寺前駅!

2020年12月12日 | 

兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向にあるJR西日本の寺前駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び、陰陽連絡線としての役割も担っている全線単線の播但線(65.7km)の駅です。
もともとは播但鉄道の一般駅である終着駅として1894(明治27)年7月26日に開業しましたが、その後、山陽鉄道を経て国鉄播但線の駅となりました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて列車交換可能な直営駅です。
2010(平成22)年5月に改築された駅舎が単式ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は794人で、これは起終点駅を除く播但線の全16駅中10位です

この寺前駅は神河町の代表駅で、特急「はまかぜ」の全列車が停車します。 また、電化区間と非電化区間の境界駅となっています。

寺前駅が属する播但線は、兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線ですが、普通列車は電化区間の姫路駅~寺前駅間と、非電化区間の寺前駅~和田山駅間で運行系統が分かれており、1998(平成6)年3月14日のダイヤ改正以降は全線を通して運行される列車は、特急「はまかぜ(大阪~ 香住・浜坂・鳥取)」のみです。

  <寺前駅の年表>

 ・1894(明治27)年7月26日:播但鉄道の一般駅である終着駅として開業
 ・1895(明治28)年1月15日:播但鉄道が長谷駅まで延伸したことにより、途中駅となる
 ・1903(明治36)年6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄播但線となり、同線の駅となる
 ・1959(昭和34)年1月  :旧駅舎が竣工
 ・1982(昭和57)年10月2日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:福知山支社から福崎鉄道部の管轄に変更される
 ・1996(平成8)年6月17日:午前7時頃、同駅へ「寺前 - 和田山間にダイナマイトを仕掛けた」という脅迫電話が掛かり、安全確認のため3時間余りにわたり運行を見合わせる事件が発生する
 ・1998(平成10)年3月14日:姫路駅から当駅まで電化されたことにより、電化・非電化の境界駅となる
 ・2010(平成22)年5月  :駅舎が改築される
 ・2010(平成22)年6月1日:福崎鉄道部が廃止され、福知山支社の管轄に戻る
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2016(平成28)年3月26日:ICカード専用簡易改札機が設置されたことにより、ICカードICOCAの利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(駅 構 内)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(寺前駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年1月3日


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京福電鉄北野線 御室仁和寺駅!

2020年12月07日 | 

京都府京都市右京区御室小松野町にある御室仁和寺駅は、北野白梅町駅から帷子ノ辻駅までを結んでいる京福電鉄北野線(3.8km)の駅です。 もともとは京都電燈が経営していた嵐山電鉄北野線の御室駅として、1925(大正14)年11月3日に開業しました。

2両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する無人駅(但し、仁和寺の「さくらまつり」の時期など、特に混雑が予想される場合は、集札業務を行うことがあります)。
北野白梅町駅方面行きホームにのみ駅舎があり、お互いのホームは構内踏切で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は615人で、これは起終点駅を含む北野線の全10駅中7位です。

この御室仁和寺駅は、世界遺産である仁和寺の最寄り駅です。

御室仁和寺駅が属する京福電鉄北野線は全線が専用軌道で、住宅街の中を走っているほか、沿線には名刹が多く駅名にもなっています。 また、宇多野駅~鳴滝駅間の線路両側には桜並木があって桜のトンネルになっており、春の開花時には夜間ライトアップが行われます。

  <御室仁和寺駅の年表

 ・1925(大正14)年11月3日:京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線の御室駅として開業
 ・1942(昭和17)年3月2日:戦時中の配電統制令により、京都電燈が解散して鉄軌道事業を京福電気鉄道に譲渡したことに伴い、同鉄道の駅となる
 ・2002(平成14)年  :第三回近畿の駅百選に認定される
 ・2007(平成19)年3月19日:駅名が御室仁和寺駅に改称される
 ・2007(平成19)年3月19日:駅ナンバリングの導入
 ・2008(平成20)年4月1日:発車メロディーの導入

 
(駅 名 標)

 
(帷子ノ辻方面を望む)

 
(構内踏切上から北野白梅町方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(御室仁和寺駅駅舎)


 撮影年月日:2019(令和元)年12月22日


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