大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

山陽本線 万富駅!

2019年05月31日 | 

岡山県岡山市東区瀬戸町にあるJR西日本の万富駅は、神戸駅から瀬戸内海に沿って門司駅までを結んでいる山陽本線(537.1km・和田岬線を含む)の駅です。
もともとは山陽鉄道の一般駅として、1899(明治30)年12月26日に開業しました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する直営駅です。
1937(昭和12)年11月に建てられた木造駅舎が単式ホームの1番のりば(姫路方面行きホーム)側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は1,278人で、これは起終点駅を含む山陽本線の全126駅中106位です。

かつてはこの万富駅から麒麟麦酒岡山工場まで専用線が敷かれていましたが、1986(昭和61)年11月1日に運行を終えました。

  <万富駅の年表>

 ・1897(明治30)年12月26日:山陽鉄道の一般駅として開業
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄山陽本線となり、同線の駅となる
 ・1937(昭和12)年11月 :木造駅舎が竣工
 ・1960(昭和35)年10月15日:貨物取扱い廃止
 ・1972(昭和47)年1月5日:貨物取扱い再開
 ・1972(昭和47)年1月5日:麒麟麦酒岡山工場への専用線が運行を開始
 ・1986(昭和61)年11月1日:麒麟麦酒専用線の運行終了。貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2007(平成19)年2月2日:みどりの窓口が営業開始
 ・2007(平成19)年6月17日:ICOCA対応の簡易型自動改札機を導入
 ・2007(平成19)年9月1日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能となる
 ・2018(平成30)年7月7日:平成30年7月豪雨により和気駅~岡山駅間が運休したことに伴い、営業休止
 ・2018(平成30)年7月10日:上郡駅~瀬戸駅間が運転再開したことにより、営業再開
 ・2019(令和元)年5月31日:この日をもってみどりの窓口の営業が終了

 
(駅 名 標)

 
(岡山方面を望む)

 
(跨線橋から神戸方面を望む)

 

 
(万富駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2014(平成26)年1月4日


紀勢本線 賀田駅!

2019年05月30日 | 

三重県尾鷲市曽根町にあるJR東海の賀田駅は、亀山駅から紀伊半島を海沿いに新宮、紀伊田辺を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1959(昭和34)年7月15日に開業しました。

島式ホーム1面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
開業時の1959(昭和34)年に建てられたブロック造りの平屋の駅舎が構内の亀山寄りにあり、島式ホームへは遮断機付きの構内踏切を渡ります。

賀田駅の利用者は少なく、2016(平成28)年度の1日の平均乗車人員は39人です。

  <賀田駅の年表>

 ・1959(昭和34)年7月15日:国鉄紀勢本線の一般駅として開業
 ・1983(昭和58)年12月21日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2011(平成23)年9月4日:台風12号の被害で紀勢本線の一部区間が運休したことにより、営業休止
 ・2011(平成23)年9月7日:尾鷲駅~熊野市駅間が運転再開したことにより営業再開

 
(駅 名 標)

 
(亀山方面を望む)

 

 
(駅舎・ホーム側)

 
(賀田駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年11月2日


神戸電鉄粟生線 木幡駅!

2019年05月29日 | 

兵庫県神戸市西区押部谷町にある木幡駅は、鈴蘭台駅から粟生駅までを結ぶ神戸電鉄粟生線(29.2km)の駅です。 もともとは三木電気鉄道の駅として1937(昭和12)年6月15日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
1979(昭和54)年11月に建てられた駅舎が下りホーム(粟生方面行きホーム)側にあり、上りホームへは構内踏切で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降客数は855人で、これは起終点駅を含む粟生線の全20駅中15位です。

木幡駅が属する神戸電鉄粟生線は、鈴蘭台駅~木津駅間の急峻な50‰の勾配を越え、神戸市西区から三木市を中心に広がる住宅地と神戸市の中心部を結ぶ通勤・通学路線で、1990年代初頭までは輸送人員が伸びていましたが、1990年代後半から路線バスとの競合などが影響して輸送人員は激減し、2000年代に入るとついに路線の存続が困難な状態に陥りました。 その後も慢性的な赤字を抱えて状況は悪化の一途を辿り、危機的な状況が続いています。

  <木幡駅の年表>

 ・1937(昭和12)年6月15日:三木電気鉄道の駅として開業
 ・1947(昭和22)年1月9日:神戸有馬電気鉄道と合併して神有三木電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1949(昭和24)年4月30日:社名が神戸電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1952(昭和27)年10月1日:駅名が電鉄木幡駅に改称される
 ・1979(昭和54)年11月 :新駅舎竣工
 ・1988(昭和63)年4月1日:駅名が再び木幡駅に改称される
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2015(平成27)年3月3日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(踏切上から粟生方面を望む)

 
(木 幡 駅)

 

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2014(平成26)年6月1日


片町線 津田駅!

2019年05月27日 | 

大阪府枚方市にあるJR西日本の津田駅は、大阪環状線の京橋駅と関西本線の木津駅とを結んでいる全長44,8kmの片町線(学研都市線)の駅です。 もともとは関西鉄道の一般駅として、1898(明治31)年4月12日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有する業務委託駅です。
現在に駅舎は3代目で、1979(昭和54)年10月に竣工しました。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は5,532人で、これは起終点駅を除く片町線の全22駅中14位です。

戦前には当駅と陸軍中宮演習場(通称=禁野火薬庫)との間に専用線が敷設されていましたが、戦後の1954(昭和29)年に廃止され、その跡地は現在、国道307号のバイパスと遊歩道「中宮平和ロード」になっています。

津田駅が属する片町線は、JR西日本のアーバンネットワークに含まれる路線の一つで、生駒山地の北端を廻り、大阪府北河内地域の各都市や京都府南部に広がる住宅地と大阪・阪神方面との通勤・通学路線となっています。 また、この片町線は関西の国鉄線で初の電化区間だったので、関西国電発祥路線とも言えます。 さらに、国鉄では武蔵野線に次いで西日本地域としては初めて自動改札機を採用した路線でもあります。

  <津田駅の年表>

 ・1898(明治31)年4月12日:関西鉄道の一般駅として開業
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により桜ノ宮線となり、同線の駅となる
 ・1913(大正2)年11月15日:線路名称の改定により桜ノ宮線が片町線に編入され、同線の駅となる
 ・1979(昭和54)年10月1日:3代目の現駅舎が竣工。 関西の国鉄線で初めて自動改札機を設置
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「学研都市線」の愛称を使用開始
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
 ・2010(平成22)年10月21日:組織改正により、大阪支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
 ・2011(平成23)年3月8日:接近メロディの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始(10種類)により、PASMOなども利用可能になる
 ・2015(平成27)年3月8日:みどりの窓口の営業を終了
 ・2015(平成27)年3月9日:みどりの券売機プラスが稼働
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(京橋方面を望む)

 
(長尾方面を望む)

 
(津田駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2018(平成30)年3月21日


三江線 石見簗瀬駅!

2019年05月26日 | 

島根県邑智郡美郷町にあったJR西日本の石見簗瀬駅は、山陰本線の江津駅と三次駅とを結ぶ全線単線非電化の三江線(108.1km)の一般駅として、1935(昭和10)年12月2日に開業しました。 しかし、三江線が2018年(平成30)年4月1日に廃止されたことにより、廃駅となりました。

かつては島式ホーム1面2線を有していて列車交換も可能でしたが、1999(平成11)年3月に駅舎側の線路が撤去され、廃止前は単式ホーム1面1線のみを有する無人駅でした。
開業時に建てられた木造駅舎は、無人駅化後も解体されることなく廃止時まで健在でした。

石見簗瀬駅の利用者は少なく、2016(平成28)年度の1日の平均乗車人員は8人でした。

石見簗瀬駅が属する三江線は、陰陽連絡路線として1926(大正15)年9月から長い期間をかけて建設されましたが、全通したのは1975(昭和50)年8月31日で、その時すでに地域間流動は道路利用に移行していました。
従って、全通後も当初の目的だった陰陽連絡路線としての機能をほとんど果たすことはなく、優等列車の定期運転が行われたこともありませんでした。

  <石見簗瀬駅の年表>

 ・1935(昭和10)年12月2日:国鉄三江線の終着駅として開業
 ・1937(昭和12)年10月20日:三江線が当駅から浜原駅まで延伸したことにより、途中駅となる
 ・1955(昭和30)年3月31日:線路名が三江北線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1975(昭和50)年8月31日:線路名が三江線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1985(昭和60)年3月14日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1999(平成11)年3月 :列車交換設備を撤去
 ・2018(平成30)年4月1日:三江線の廃止に伴い、廃駅となる

 
(駅 名 標)

 

 
(石見簗瀬駅駅舎)


 撮影年月日:1996(平成8)年4月30日