岡山県津山市にあるJR西日本の美作加茂駅は、山陰本線の鳥取駅と姫新線の東津山駅とを結ぶ全線単線非電化の因美線(70.8km)の一般駅として、1928(昭和3)年3月15日に開業しました(開業時は因美南線に所属)。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な簡易委託駅です。
開業時の1928(昭和3)年3月に建てられた木造駅舎(旧駅舎)は、2003(平成15)年6月に新しい駅舎に建て替えられました。
2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は90人です。
美作加茂駅が属する因美線は、かつて津山線とともに陰陽連絡路線としての役割を果たしており、急行「砂丘(岡山~鳥取間)」も運行されていましたが、1994(平成6)年12月3日に智頭鉄道が開業すると陰陽連絡路線の座を同鉄道に譲り、1997(平成9)年11月29日には線内唯一の優等列車だった急行「砂丘」も廃止されてしまいました。
<美作加茂駅の年表>
・1928(昭和3)年3月15日:因美南線の一般駅として開業
・1932(昭和7)年7月1日:因美南線が因美線の一部となり、同線の駅となる
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2000(平成12)年4月1日:駅の無人化(簡易委託)
・2003(平成15)年6月:新駅舎竣工
(駅 名 標)
(鳥取方面を望む)
(東津山方面を望む)
(旧駅舎・ホーム側)
(旧 駅 舎)
(旧駅舎内)
撮影年月日:2002(平成14)年5月24日