Old Kagoshima Spinning Engineer Building, Kagoshima City, Kagoshima Pref.
さてさて、鹿児島県鹿児島市を訪れ、島津氏ゆかりの地を訪ねてきたワタクシ達なのですが、
仙巌園を中心とした地域はなかなか興味深いエリアでありました。
そんな場所に、「異人館」と呼ばれる建物があるんですよ。
ワタクシなどは「異人館」という言葉を聞くと、まずは神戸を、あとは長崎、横浜、函館などが
頭に思い浮かびますが、鹿児島に異人館という言葉はピンと来ないんですよねぇ。
この建物ですが、正式には旧鹿児島紡績所技師館といいまして、
薩摩藩最後の藩主、12代島津忠義がイギリスから紡績機械を輸入して日本初の洋式紡績所を設け、
技術指導を受けるために招いたイギリス人技師ら7名の宿舎として建設されたものなんですよ。
平成27年7月には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、
世界文化遺産に登録されたんです。とはいえ、知っている人の方が圧倒的に少ない気がします。
ワタクシは明治、大正期の洋風建築が大好きで、いろんな場所でそういう建築物を見てきました。
しかし、恥ずかしいことなのですが、鹿児島にこれほどの洋風建築物があるとは知らなかったんですよ。
今回、大人になって初めて鹿児島を旅したのですが、今まで知らなかったことをたくさん知りました。
旅に出ると「百聞は一見に如かず」という言葉を、いつも実感します。
ワタクシは恥ずかしいことですが、幕末から明治期にかけて鹿児島という地が
これほど近代化、先進化している地だという認識がありませんでした。
ワタクシなどは頭の中に、「日本の先進地域=太平洋ベルト地帯」という意識が、
固定概念として植えつけられているのでしょうね。
考えてみたら討幕の中心は「薩長土肥」ですよねぇ。今の感覚からいえばいずれも「地方」です。
でも、「地方」だからこそ、幕府を倒す計画を練り実行できたのでしょう。
鹿児島の異人館…なかなか興味深いというか、歴史的な背景を考えると
神戸の異人館よりもワタクシには心惹かれる気がしたんですよねぇ。
使用したカメラ:1,3,7枚目はFUJIFILM X-T1、他はGUJIFILM X-Pro2
私は明治、大正時代の擬洋風建築が好きなんですよ。
レトロな建物が好きだというだけではなく、当時の擬洋風建築からは
欧米諸国に追いつこうとする気概、心意気を感じるんですよねぇ。
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仙巌園を中心とした地域はなかなか興味深いエリアでありました。
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頭に思い浮かびますが、鹿児島に異人館という言葉はピンと来ないんですよねぇ。
この建物ですが、正式には旧鹿児島紡績所技師館といいまして、
薩摩藩最後の藩主、12代島津忠義がイギリスから紡績機械を輸入して日本初の洋式紡績所を設け、
技術指導を受けるために招いたイギリス人技師ら7名の宿舎として建設されたものなんですよ。
平成27年7月には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、
世界文化遺産に登録されたんです。とはいえ、知っている人の方が圧倒的に少ない気がします。
ワタクシは明治、大正期の洋風建築が大好きで、いろんな場所でそういう建築物を見てきました。
しかし、恥ずかしいことなのですが、鹿児島にこれほどの洋風建築物があるとは知らなかったんですよ。
今回、大人になって初めて鹿児島を旅したのですが、今まで知らなかったことをたくさん知りました。
旅に出ると「百聞は一見に如かず」という言葉を、いつも実感します。
ワタクシは恥ずかしいことですが、幕末から明治期にかけて鹿児島という地が
これほど近代化、先進化している地だという認識がありませんでした。
ワタクシなどは頭の中に、「日本の先進地域=太平洋ベルト地帯」という意識が、
固定概念として植えつけられているのでしょうね。
考えてみたら討幕の中心は「薩長土肥」ですよねぇ。今の感覚からいえばいずれも「地方」です。
でも、「地方」だからこそ、幕府を倒す計画を練り実行できたのでしょう。
鹿児島の異人館…なかなか興味深いというか、歴史的な背景を考えると
神戸の異人館よりもワタクシには心惹かれる気がしたんですよねぇ。
使用したカメラ:1,3,7枚目はFUJIFILM X-T1、他はGUJIFILM X-Pro2
私は明治、大正時代の擬洋風建築が好きなんですよ。
レトロな建物が好きだというだけではなく、当時の擬洋風建築からは
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