飛騨牛を満喫-岐阜県高山市：「鳩谷」

Beef Restaurant“Hatoya”, Takayama City, Gifu Pref.

さてさて、ワタクシ達の親睦旅行もいよいよ最後となりました。岐阜県高山市で皆さんもそれぞれ散策を楽しみ、
お土産をどっさり抱えた人もおれば、高山名物のみたらし団子や飛騨牛の串焼などを頬張りながら戻って来る人もおれば、
カメラを手に汗まみれで帰ってくる人(ワタクシですな)もおり、11時半に全員が集合いたしました。
この後は昼食となるわけですが、幹事さんが「飛騨牛のすき焼きをたべるのだ」とお店を選んでくれておりました。


ワタクシ達が案内されたのは、雰囲気たっぷりの「鳩谷」というお店でありました。
鳩谷と書いて「ハトタニ」ではなく、「ハトヤ」と読むということです。
ワタクシなどは「ハトヤ」と聞くと、「伊東に行くならハトヤ、電話はよい風呂(4126)」というCMの曲が頭に浮かびます。

ところで、ワタクシは前日にかなり痛飲いたしまして、朝もけっこうな量の食事を食べておりまして、
あまりお腹がへってなかったんですよねぇ。気持ちとしては「もうビールはいらんし、お肉も少しでいいかなぁ」という気分でした。
そんな気持ちで座敷に座ったのですが、「ここのすき焼きってなんぼするの？」と幹事さんに訊くと、「一人前６６８０円やで」とのこと。
これは食べねばなりませぬ。これは食べないわけにはいきませぬ。


どーですか。この美しい霜降りの色あいは。ああ、見ているだけで愛おしくなってくるではあーりませんか。
「御飲み物は何にいたしましょうか？」というお姉さんの声に、条件反射のように「ビール」と答えてしまいました。
「ビールはいらん」と思っていたのに、瓶ビール３本飲んでしまいました。ビール無しのすき焼きなんてありえませんな。


上の写真とは部位が違うのですが、どう違うのか訊くのを忘れてしまいました。
まあ、いずれにせよ飛騨牛です。A-4ランクの飛騨牛です。ワタクシはA-5ランクの方が値段が高いですが、脂身が多すぎてA-4ランクの方が好きなのです。


どーですか。ここのすき焼きは割り下を入れる関東風でありました。こういう時はすぐに「鍋奉行」が登場するのですが、
こちらのお店はすべてお店のお姉さんがやってくれるので、お任せでありました。
「はい、食べごろですよ」の声と同時に、圧巻のスピードで箸がお肉に向かうのです。


どーですか。タマゴも地鶏のタマゴを使われているそうです。お肉がいいからでしょうね。割り下の味は薄めにしてありました。
お味ですか？美味いに決まっているじゃありませんか。あまりお腹がへっていないはずだったのですが、いくらでもお箸が進むのです。


かくしてワタクシ達の親睦旅行は終わりました。悪酔いする人も無く、絡む人も無く、時間を守らない人も無く、なかなか楽しい二日間でありました。
この後の大阪までの帰路は、ほとんど寝ていたワタクシでありました。

飛騨牛料理店　鳩谷…岐阜県高山市大新町3丁目110番地

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


私は大阪人ですが、すき焼きには割り下を使わずに砂糖や醤油で味付けするのが習わしでした。
最近はスーパーなどで割り下が売られており、大阪でも割り下を使う人の方が多いようです。
食文化が全国で均一化されていくのは、ちょっと寂しい気がしますね。


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