梅の香りに誘われて-京都市上京区：北野天満宮

Kitano-Tenmangu Shrine, Kamigyou Ward, Kyoto City

さてさて、見ごろの梅を楽しもうと京都市上京区にある北野天満宮へやって来たワタクシ達でありますが
北野天満宮は、というか、全国の天神さんは菅原道真を祀った神社であることは誰でもご存知だと思います。


ではでは、菅原道真とはどういう人物だったのでしょう。


道真は、幼少の頃より学問の才能を発揮し、わずか5歳で和歌を詠むなど、神童と称されました。
学問だけでなく、弓にて百発百中の腕前を披露されるなど、文武両面に傑出した人物として、その名を馳せていました。
まぁ、今の言葉で言えば「文武両道」ということなのでしょうな。


讃岐の長官として素晴らしい実績を残し、宇多天皇に認められて京都に戻って政治の舞台でも活躍します。
894年には、唐の国情不安と衰退を理由に遣唐使停止を提案します。その結果遣唐使が廃止され、大陸の文化が日本に伝わらなくなったため
日本独自の文化である国風文化が栄えるんですよね。そういう意味では、文化面でも彼が残した功績は大きいです。


そんな道真を祀った天満宮は「学問の神」として、今も熱心な信仰を受けています。
この写真にも受験生らしき人たちが写っていますよね。


梅を愛した菅原道真。北野天満宮の境内にも見事な梅がたくさんあります。


ワタクシ、毎年のように梅の写真を撮っているのですが、どうもなかなか思うような写真が撮れないんですよねぇ。


どれを撮っても似たような感じというか、同じような写真になってしまうんですよ。


今年は梅の開花が遅れているので、まだこの週末あたりも梅の花が楽しめそうですね。
もう少し梅の花を撮ってみたい…そう思うワタクシです。


その前に、北野天満宮の境内をもう少し歩いてみますね。青空が心地よい朝でした。

使用したカメラ：FUJIFILM X-E1


菅原道真はやがて藤原氏の陰謀で、九州の大宰府に左遷させられてしまいます。
優れた人材を妬み、足を引っ張る輩というのは、いつの時代にも存在するんですね。
私は足を引っ張られることは無いでしょうが、足を引っ張る人間にもなりたくないですな。


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