Tosa, Takatori Town, Nara Pref.
さてさて、『高取城下 町家のひな祭り』を楽しもうと奈良県高取町を訪れたワタクシ達ですが、
土佐の町を歩きながらお雛様の姿を楽しんでいました
。

この道が土佐街道でして、高取藩2万5千石の城下町として栄えた高取町のメインストリートです。
当時は500軒もの商家が軒を連ねたといい、今も低い軒先や連子窓といった古い家並みの随所に、
往時の繁栄ぶりを偲ぶことが出来ますね
。

この写真のようにたくさんのご家庭がお雛様を飾ってくれているんです。ほのぼのとした温かみを感じます
。

初めてここにお雛様を見にきた時に、こんな話を年配の女性から聞いたことを覚えています。
「うちのお雛様は私のおじいちゃんが、孫が産まれたお祝いにということで買うてくれたんです。
この辺りには立派なお雛さんなんて売ってませんでしょ。わざわざ大阪の松屋町まで買いに行ったそうですわ。
車なんかあれへん時代やから、汽車に乗ってお雛さんを持って帰ってくるのは大変やったそうです」と
。

ところでこの辺りは「上土佐」「下土佐」という地名でして、通りの名前は「土佐街道」なんです。
この地名の由来がなかなか興味深いんですよ
。

土佐の名が付く由来は、飛鳥時代の初期にまで遡るんです。大和朝廷の都造りに駆り出された土佐(高知)の人々が帰郷できず、
この地に住み着いたことが起源とされています
。

土佐の名は古くから住民に愛着がもたれており、明治22(1889)年に町村が合併した際には「高取」か「土佐」かで
村名が争われたという記録が残っています。地名ってその土地の歴史であり、文化であると痛感します
。

また、この土佐街道を先へ先へと歩いていくと高取山に向かうことになり、
高取山には岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つであった高取城がありました。
高取城は去年の秋に、紅葉を見ようと訪れた時のことをこのブログに記載したんですよ
。
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/965cbf568498013dca9fe26e655419c6

そんな歴史に思いを馳せながら、ワタクシ達の散策は続くのでありました
。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
「大阪の松屋町」と書きましたが、大阪の人は別にして他府県の人には「松屋町ってどんな町やねん」と思われたかもしれません。
松屋町は大阪市中央区の南北約1kmにわたる松屋町筋沿いに、ひな人形をはじめ、おもちゃ、駄菓子、和紙など
さまざまな種類の問屋や専門店が100軒以上並んでいるという町なんです。
ちなみに大阪では「まつやまち」と発音せず、「まっちゃまち」と発音するんです。
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さてさて、『高取城下 町家のひな祭り』を楽しもうと奈良県高取町を訪れたワタクシ達ですが、
土佐の町を歩きながらお雛様の姿を楽しんでいました



この道が土佐街道でして、高取藩2万5千石の城下町として栄えた高取町のメインストリートです。
当時は500軒もの商家が軒を連ねたといい、今も低い軒先や連子窓といった古い家並みの随所に、
往時の繁栄ぶりを偲ぶことが出来ますね



この写真のようにたくさんのご家庭がお雛様を飾ってくれているんです。ほのぼのとした温かみを感じます



初めてここにお雛様を見にきた時に、こんな話を年配の女性から聞いたことを覚えています。
「うちのお雛様は私のおじいちゃんが、孫が産まれたお祝いにということで買うてくれたんです。
この辺りには立派なお雛さんなんて売ってませんでしょ。わざわざ大阪の松屋町まで買いに行ったそうですわ。
車なんかあれへん時代やから、汽車に乗ってお雛さんを持って帰ってくるのは大変やったそうです」と



ところでこの辺りは「上土佐」「下土佐」という地名でして、通りの名前は「土佐街道」なんです。
この地名の由来がなかなか興味深いんですよ



土佐の名が付く由来は、飛鳥時代の初期にまで遡るんです。大和朝廷の都造りに駆り出された土佐(高知)の人々が帰郷できず、
この地に住み着いたことが起源とされています



土佐の名は古くから住民に愛着がもたれており、明治22(1889)年に町村が合併した際には「高取」か「土佐」かで
村名が争われたという記録が残っています。地名ってその土地の歴史であり、文化であると痛感します



また、この土佐街道を先へ先へと歩いていくと高取山に向かうことになり、
高取山には岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つであった高取城がありました。
高取城は去年の秋に、紅葉を見ようと訪れた時のことをこのブログに記載したんですよ


https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/965cbf568498013dca9fe26e655419c6

そんな歴史に思いを馳せながら、ワタクシ達の散策は続くのでありました


使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
「大阪の松屋町」と書きましたが、大阪の人は別にして他府県の人には「松屋町ってどんな町やねん」と思われたかもしれません。
松屋町は大阪市中央区の南北約1kmにわたる松屋町筋沿いに、ひな人形をはじめ、おもちゃ、駄菓子、和紙など
さまざまな種類の問屋や専門店が100軒以上並んでいるという町なんです。
ちなみに大阪では「まつやまち」と発音せず、「まっちゃまち」と発音するんです。
聞かなければ見逃すようですね。
お雛様は町の人の協力もあって
見られるのですね〜
全然、違う形もありますね〜凸
当時の方が 遠くまで買いにいったというお話を聞くと、いずこも、可愛い孫をおもってのこと・・。亡き母も そんな思いで 関東から北海道札幌まで 送ってくれたのですね。今年も飾って良かったです。
「おばあちゃん・ありがとう~」
古いものほど、一体の人形が大きいものが多いように思います。
お顔の感じも衣装も歴史を感じますね。
昨日は、ちらし寿司を作って、仏壇にも供えました。
今はシュガーロードと
呼ばれてますよ(笑)
そうそう。
子どもたちが漂流して島に着く話です。
結構昔の作品です。
今日ので納得
やっぱり関連はあったんですね
どのお雛様も素晴らしいです。でも、自分ちのが一番です。笑
ポチり応援📣
そんなことがあったのですね
お雛様を買いに大阪松屋町まで買いに行かれたお雛様はなんとも歴史を感じますね
我が家の娘のお雛様も父が買ってくれたものです
私は壷阪寺を見た後 雛巡りをしました。
平成の大合併では歴史的な地名が
ずいぶん無くなりましたね。
『まっちゃまち』
懐かしい響きです。
美しいお雛様を見ながら歩く
ステキな時間ですね☆~
奈良県の土佐の町なんですね
沢山の家がお雛様を飾られて
風情がありますね
昔からのお雛様が年に一度は(家族だけでなく)
光を浴びるって、とてもいいことだと思います
こういう取り組み?っていいなぁと思います
何か増して大切な人形、と思いながら拝見しています。応援ポチり。
聞いたことがあります!
で、土佐の名前の由来、昨日から
気になってたんです~。
高知と関係があるのかな?と思ってたので
納得です。
大阪まで汽車に乗って、お雛様を。
ほのぼのエピソードですね♪
凸
奈良にも土佐街道という街道があるのですね。
四国を連想させる街道ですね。
立派な雛が飾られていますね。
大阪の松屋町と言えば人形の町ですね。
五色の菱餅も飾られています。
あーぱつあぱつは韓国語だそうです
ぽち