こんにちは。今日は一日良い天候に恵まれました。
今日は、副院長が名古屋能楽堂で行われた食育の講座に参加してまいりました。
東洋医学では医食同源と言われるように、食をとても重要視しています。治療によって美味しくご飯が食べられるようにしていますが、食が健康につながっており、これから育っていくお子さまへの「食育」は必要不可欠だと感じています。そのため、時間の許す限りこのような機会があると出かけていくようにしています。
今日は「もったいない」から始める食育がテーマでした。
我が国では、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」が年間643万トン発生しており、持続可能な開発のための2030アジェンダでも言及されたことより、今年の5月31日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が成立しました!
食料自給率が先進国の中でもダントツに低い我が国が、大量に廃棄しているのですね。これはなんとしてでも解決しなくてはならないですね。
今日のタイトルにも書かせていただきましたが、「残さず食べよう!30•10運動」という松本市で始まった取り組みがとても素晴らしいと思いましたので、皆様にも知っていただきたいと思いました。
会食、宴会時での食べ残しを減らすために、以下について取り組んでみましょう。1注文の際に適量を注文しましょう。2乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。3お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
というものです。
何をどのようにいかに食べるかということに、いつも気が向いていましたが、現代においては残さないという視点も必要なのだと知らされました。松本市で作られたレシピの本などもいただいてまいりましたので、是非手にとってご覧いただきたいと思います。治療室に置かせていただきましたので、是非目を通してみてくださいね。
食の大切さをいかに伝えられるか?という視点で見ていましたが、現実を知ることの大切さを今日は痛感いたしました。
興味のある方、東海農政局では「とうかい食育メールマガジン」が個人、団体どなたでも読めるそうです。
家族の健康の要のお母様がたに、興味を持っていただけたら嬉しいです。