こんにちは、スタッフの松本です。
金曜日はツボの話。
今日は足首にあるツボをご紹介します。
先々週、冷え症の方というブログの中で太溪(たいけい)というツボを院長が紹介しました。
この太溪は足首にありますが、他にも足首には様々なツボがあります!
太渓、商丘(しょうきゅう)、中封(ちゅうほう)、丘墟(きゅうきょ)、解渓(かいけい)、そして崑崙(こんろん)。
なんとこのツボたち、足首をぐるりと囲むように並んでいるのです。これらは全て要穴と呼ばれるとても重要なツボばかりです。
実は手首も足首と同様に、囲むようにツボが並んでいるのです。
手足にはそれぞれ6つの経絡があり、各経絡には要穴が複数あるのですが、その殆どが肘から下、膝から下に存在しています。
そして特に手首、足首にはきれいに囲むように並んでいるのです。
当院ではどんな症状でご来院頂いた患者さまにも、肘から下、膝から下が出せるようにしていただき、施術をしております。
それは全身の調整をするには欠かせない要穴があるからなのですね。
ツボは門です。その門から外邪(がいじゃ)が侵入してこないように守ることが大切です。
東洋医学では、ツボ(経穴)のことを「神客在門」
「病の応は体表にあらわる」などと言われて、患者様の病を治す為にとても大切にしているのです。
院長が脈診して手足のツボに鍼をして何度も脈を確認しているのは、五蔵六腑を整えてい
るからなのです。これを脉診流経絡治療では、「本治法」と呼び最も大切にしている治療です。
敏感な患者様は、手足に軽く鍼を当てただけで病巣に気持ちよく響くと言われます
るからなのです。これを脉診流経絡治療では、「本治法」と呼び最も大切にしている治療です。
敏感な患者様は、手足に軽く鍼を当てただけで病巣に気持ちよく響くと言われます
健康な体の場合、衛気(えき)とよばれる陽気が外邪から身を守ってくれるのですが、これからの季節、乾燥や寒さによる邪(乾邪、寒邪)によって衛気の力が弱まってしまいがちです。
なので、ぜひ衣服で温めて守ってあげましょう!
私は靴下とレッグウォーマーを使って膝から下をしっかり温めています。そして太渓にお灸をして、足先までぽかぽかにしています。
冷えでお悩みの方はぜひお試し下さいね。
以上、スタッフの松本でした。