こんにちは。今日も秋晴れの気持ちの良い1日となりました。
今日のタイトルは「不妊治療」にまつわるものです。
連日のように、不妊治療を保険適応に!
というニュースや報道がなされています。
当院でも、妊活をお引き受けしていますが
当院での不妊治療を希望される患者さまへ必ずお守りいただいているお約束がございます。
それは、ご夫婦揃っての治療に同意していただき、ご夫婦ともに治療を受けていただくことです。
古典医書には、このように書かれています。
黄帝曰、 陰陽者、天地之道也、万物之綱紀、変化之父母、生殺之本始、神明之府也。
黄帝曰く、 陰陽なる者は、天地の道なり、万物の綱紀、変化の父母、生殺の本始、神明の府なり。
黄帝曰く、 陰陽なる者は、天地の道なり、万物の綱紀、変化の父母、生殺の本始、神明の府なり。
陰陽なるものは、天地の道なり
陰陽を男女に置き換えてみてください。
万物を生み出すことができるのは、陰陽の交流があってこそなのです。
生殺は、ここにはじまるとも書かれていますね。
陰陽がうまく交流することによって、無から有を生み出すことができるのです。
陽は男性、陰は女性です。
そして、エネルギーを与えることしかできないのが男性で
無から有を生み出すことができるのは陰の女性なのです。
天地の道なりとありましたが、天が陽で男性、地が陰で女性です。
天のエネルギー、晴れ☀️雨☔️雪☃️風🌬雷⚡️など数え上げればキリがありませんが!
実はこれらはすべて新しい命を生み出すことはできません。
反対に地のエネルギー(陰)は、地中から芽を出しその芽を大事に大事に育てて
やがて立派な大木に育てることができますね。
エネルギー量からすると、圧倒的に陽の力が強いイメージをお持ちの方が多いでしょうが、
それらのエネルギーをすべて受け止めて新しい命を誕生させることができるのは大地です。
このように、華やかな陽よりも地味な陰の力を大切に考えているのが東洋医学です。
これを「陰主陽従」と言います。
陰のみ、陽のみでは何も生み出すことができません。
新しい赤ちゃんを授かるためには、ご夫婦揃って治療をお受けいただかないと
いけないのは、こういう理由があるからです。
これまでにも、多くの患者さまに妊娠出産までいたっていただきました。
不妊治療を希望された患者さまは、今までは90%以上の方が「クチコミ」
でしたが、近頃はお問い合わせフォームからもお問い合わせを頂き
来院される方が増えてまいりました。
具体的な治療は、身体全体のバランスをしっかり整え
妊娠しやすい身体作りを目指しています。
特別料金などの設定もございません。
私たちも地球の生物の1人です。
子孫を残すという遺伝子をしっかり受け継いできています。
妊娠出産のタイミングの時期に、身体全体のメンテナンスをおこなうことで
妊娠しやすい身体に向けていくのです。
雨ばかりでは作物も根腐れしてしまいますし、
痩せた土では、いくら雨が降り太陽の光が降り注いだとしても
芽が出て成長することができないのです。
当院にも、不妊治療のお問い合わせをいただくことが増えてまいりました。
何かご不安なこと、ご不明なことがございましたら
いつでもお問い合わせください。