あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

五臓と食べ物の色

2020-11-24 15:04:00 | 健康・病気
こんにちは!
スタッフの石黒です。

先週は暖かい日が続きましたが、
今週から冷え込む日が増えるようです。
寒暖差が大きいと、体調を崩しやすいので、
皆様ご自愛ください。

少しでも調子が悪いなと思ったら、是非鍼灸をご利用ください!
不調を感じてから早く鍼灸を受けると、治りも早いですよ🌱

さて、今日のブログのテーマは、五臓と食べ物の色です🍎

先週のブログで五臓と味について書かせて頂きました。



先週のブログでは、
食べ物の味によって養う五臓が違うというお話をさせていただきましたが、
実は食べ物の色によっても養われる五臓が変わってくるのです!

先週のブログにも書きましたが、
全てものを木火土金水に分類することを五行説といいます。
五臓と色を五行で分類すると、
木=肝、青   火=心、赤   土=脾、黄
金=肺、白   水=腎、黒
このように分けられます。
この5つに分けられた色のことを五色といいます。
その蔵に対応する色をした物を食べることにより、その蔵を養うことができるのです🥬
(木である肝は青ですが、緑の食べ物も同じく木に属します。)

例えば、今この冬の時期は、五臓のうち腎の時期です。
腎を養うには、
黒豆、黒胡麻、黒キクラゲ、海藻類などが良いとされています。

同じ胡麻やキクラゲでも、白い胡麻と白キクラゲは肺を養います。
同じ食べ物でも、色によって養う蔵が違うのは、なんだか不思議で面白いですね🌞

五色ですが、鍼灸治療の現場では、その人の顔色や肌の色を診ることにより、どの五臓に病変が出ているのかの判断基準となります。

五行説というものは、一つのことだけでなく、様々なことに応用できる素晴らしい物だと思います🧚🏻‍♀️

寒さが厳しくなるこれからの季節、
腎を養うために皆さんも黒い食べ物はいかがでしょうか?☺️

コメント
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