気分障害と鍼灸治療

こんにちは。

スタッフの籔本です😆

今日もお天気に恵まれましたね！

治療院の周りの桜はほとんど葉桜になってしまいました🌱

見事に満開だったのに季節の移り変わりは本当に速いです💦

さて！新年度スタートとなりました❣️

私も天野鍼治療院に入り、この４月で3年目になります！

専門学校を卒業してすぐ、天野鍼治療院に入りたての頃、とても印象に残っている事がありました。

それは、気分の落ち込みや、心の問題で通われている患者さまが多くみられた事です。

鍼灸治療といえば

腰痛や五十肩など痛みに対する治療だと考えていた私にとっては

そのとき驚いたのを覚えています。

鍼灸といっても様々な流派がありますが、

漢方はり治療の奥深さと自然治癒力を最大限に引き出せるという特徴を実感するきっかけになりました😌🌷

以前、初めて来院された患者さま。

気持ちの落ち込む事が多く、やる気が起きない、お仕事に集中できない等の症状がありました。

通院されていくにつれて、緊張されたお顔から笑顔が見られるようになり

今では安定剤などのお薬も辞められて、

気持ちも落ち着き、毎日ぐっすり眠れるようになったと嬉しい報告をいただきました🌈

ありがとうございます♡

春という季節は四季の中でも、

気分の変動が多い季節になります。

春という季節は、何度もこちらでもご紹介していますが、

草木が芽吹くように、冬の間に蓄えたエネルギーが表に出ようと

発陳の作用がはたらきます。この蓄えたエネルギーを春の陽射しと同様に

行動して発散させようとする季節です。ですから、気持ちが

一気に表に上に向かって動きますので、気の変動も起きやすいと言えます。

(悪いことではありません。自然の流れに則しているのです🌸)

ただ、この動きも急激すぎると身体にまで変調をきたすことがございますし、

もともと「気滞」と言って、気持ちが塞がりがちな方は、この気の上昇に

ついていけず、プチ不調を起こしやすい時期ともいえるのですね。

どちらも気がうまく流れないことで心身に影響が出るのです。

漢方はり治療では、気血津液の巡りを促す治療ですので最適といえます😊

ぜひ効果を実感してみて下さいね。