
こんにちは、スタッフの松本です。
突然ですが皆様の胃は元気に働いていますか?
お腹は空くけれどもなかなか食べられないとか、食べ過ぎてしまって後で胃がもたれて…など、
胃の悩みをお持ちの患者さまは多くいらっしゃいます。
当院で行っている漢方鍼治療は、胃腸を大切にする治療です。
ご飯が美味しく食べられる事こそが生命活動がしっかりしている証拠。
その胃の治療に貢献してくれるのが、今日紹介する中脘(ちゅうかん)というツボです。
中脘は胃の募穴です。
募穴とは、臓腑の気が多く集まるところで、各臓腑の募穴は、ほとんどがお腹にあります。
その中でも中脘の場所は、まさに胃の場所。
おへそとみぞおちの中間にあります。
脘という漢字は「胃」を表しています。
ちなみに中脘のすぐ上には上脘(じょうかん)、
下には(ひとつ別のツボがありますが)下脘(げかん)があります。
これらのツボの反応を見極めて、適切なツボに治療を行っています。
治療する前に必ず脈をみますが、これは「胃の気」を診るとも言われています。
胃をはじめ、内臓は温かいほうが活動的になります。
お腹を触ってみたときに冷えている方は、胃が冷えて活動が弱まっていると考えられます。
お腹をあたためて、ご飯を美味しく楽しく食べられるようにしましょう!
以上、スタッフの松本でした。
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