こんにちは🌞毎週日曜日は、院長の独り言です😊
最近鍼灸の世界でもエビデンスと言う用語を聞くことが多くなってきた。
最近鍼灸の世界でもエビデンスと言う用語を聞くことが多くなってきた。
エビデンス(EBM)とは、科学的根拠に基づいた医療、
あるいは臨床結果に基づく医療ということらしい。
さて鍼灸治療は中国から日本に伝わり消えては又復活しつつ
さて鍼灸治療は中国から日本に伝わり消えては又復活しつつ
平安時代に田代三喜により李朱医学が持ち込まれ、
曲直瀬道三らにより後世方派としての治療体型が民衆に指示された。
更に江戸時代には杉山和一【五代将軍・徳川綱吉】の侍医】
の管鍼術の考案による『日本人による、日本人の為の、日本の鍼灸』は日本の民族医療として定着した。
然し現在に至るまでその道筋は平穏では無かった。
明治時代には、多数の戦傷者と伝染病による患者を同一方法で救うことが出来
るオランダ医学【西洋医学】を採用してそれまで日本の民族を守り続けて来た伝統的『日本の鍼灸』を廃絶したのである。
昭和の20年代にも大きな波があった。
の管鍼術の考案による『日本人による、日本人の為の、日本の鍼灸』は日本の民族医療として定着した。
然し現在に至るまでその道筋は平穏では無かった。
明治時代には、多数の戦傷者と伝染病による患者を同一方法で救うことが出来
るオランダ医学【西洋医学】を採用してそれまで日本の民族を守り続けて来た伝統的『日本の鍼灸』を廃絶したのである。
昭和の20年代にも大きな波があった。
アメリカ進駐軍は、「鍼灸術は科学的医療ではない」と言う理由により、
日本の鍼灸術を抹殺しようとしたのである。
この方針に従わなければ鍼灸術は存続出来ないと考えた人たちは古典鍼灸を棄てて、
「鍼灸の科学化」に便乗したのである。
戦後60年余、果たして鍼灸の科学化に一歩でも近づいたのであろうか。
そして今『エビデンス』なる潮流が渦を巻いている。
その「渦」の波に最も飲み込まれているのが鍼灸学校の教育システムなのである。
「鍼灸の科学化」に便乗したのである。
戦後60年余、果たして鍼灸の科学化に一歩でも近づいたのであろうか。
そして今『エビデンス』なる潮流が渦を巻いている。
その「渦」の波に最も飲み込まれているのが鍼灸学校の教育システムなのである。
鍼灸免許を取得したにもかかわらず東洋医学の陰陽論も五行論も殆ど知らな
い鍼灸師が続々誕生しているのである。
科学は「同一条件」でのみ可能である。
い鍼灸師が続々誕生しているのである。
科学は「同一条件」でのみ可能である。
いつ、どこで、誰が行なっても同じ結果が出たり、同じことを何回繰り返しても同一成績を得られる治療が
鍼灸で可能であろうか。
陰陽五行、虚実補瀉と言う東洋独特の治療を科学的に解明することが出来るので
あろうか。経絡【12ヶ月に準ずる】・経穴【1年365日に準ずる】、気の本態
を科学的に実証する方法があるというのか。
陰陽五行、虚実補瀉と言う東洋独特の治療を科学的に解明することが出来るので
あろうか。経絡【12ヶ月に準ずる】・経穴【1年365日に準ずる】、気の本態
を科学的に実証する方法があるというのか。
【続く】
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