あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

親子で鍼灸

2020-03-03 21:39:00 | 出産・育児
こんにちは!
スタッフの石黒です。

今日は桃の節句、ひな祭りですね🎎
女の子の健やかな成長を願い、雛人形を飾られたご家庭も多いのではないでしょうか?
今日は健やかな成長にちなんで小児はりについて紹介したいと思います!
みなさん、小児はりと聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
えー!子供にはり?刺すの?大丈夫?
痛いんじゃないの? 泣かないの?
何歳からできるの?? 何に効くの?
などなど。

小児はりを初めて知った方からは沢山の驚きの声と質問をいただきます。
かく言う私も、小児はりというものを知ったときは非常に衝撃を受けたものです。

子供にはりを刺すの?
とよく聞かれますが、はりは基本的に刺しません。
小児はりで使用するはりは色々な種類がありますが、当院ではローラー型のはり
や、"ていしん"という棒状のはり、へら鍼と呼ばれる平らな鍼、
集毛鍼と呼ばれるごく細かい剣山のような鍼
振子鍼という、振ると鍼が出てくるような仕組みの鍼を使用しています。
小児はりでしか使用しない鍼もあるのですよ。

どちらのはりも、皮膚表面に当てたり、優しくさするように使用します。
とても心地の良い刺激なので、最初は警戒してぐずっていた赤ちゃんもだんだん
と笑顔になっていきます。年齢によってはお灸もさせていただきます。
それだけで効くの?何に効くの?
これもよくご質問いただきます。
子供は生命力が旺盛ですので、皮膚への刺激のみで十分効果があり、

夜泣き、かんの虫、風邪、夜尿症、虚弱体質、
アトピー性皮膚炎、小児喘息、食欲不振や便秘などの症状改善や
近視矯正(成長期に伴うものに限ります)、チックをはじめとする小児神経症、
成長痛(治療院では多くお見えになります)、早熟症(以前と比べて初潮の時期が早まってきています)
など、多岐にわたっています。
また治療時間も短時間ですので、子供の集中力が切れる前に治療が終わります。

小児はりは、生後数日の乳児からできます。
院長の子は、生後2日で小児鍼をおこなっていますよ。
ちなみに当院の最年少の患者様は生後28日です。

ざっと小児はりについて紹介してみました。

しかし!
今日のブログのタイトルは、
『小児はり』ではなく、『親子で鍼灸』です。
お子様のみのはりも、もちろん良いのですが、
親子一緒にはりを受けることを当院ではお勧めしています。
親の子の気持ちは密接に関わっています。
特に、産後のお母さまの体は大きなダメージを受けています。
お子様のケアと一緒に、お母さまのケアもいかがでしょうか?もちろんお父さま
も是非!

当院では、全ベットがカーテンで仕切られていますが、ベットの間のカーテンを
開け、親子で顔を見ながら一緒に治療することもできます。

また、ベビーカーの持ち込みも可能ですので、小さな赤ちゃんであれば
ベビーカーでお休みいただいたまま治療することもできます。
お母さまの治療中には女性鍼灸師がお子さまを見守ることもできますので、
予約時にお申し出ください。
小児はりについて気になることがありましたら、是非ご相談ください!
親子で元気に鍼灸、いかがでしょうか?

石黒友紀乃

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