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こんにちは!
スタッフの石黒です。
突然ですが、
江ノ島と日本鍼灸に大きな関わりがあることをご存知でしょうか?
江ノ島といえば、神奈川県の湘南海岸に浮かぶ小島で、日本三大弁財天を奉る江ノ島神社で有名です⛩
そしてこの江ノ島には、日本主流の技法である管鍼法を考案した杉山検校のお墓があります。
管鍼法とは、下の写真のように鍼管と呼ばれる筒の中に鍼を入れ、筒の上から出た鍼をトントンと叩くことによって鍼を刺す技法のことです。
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杉山検校の本名は杉山和一といい、
慶長15年、伊勢国津(現在の三重県津市)にて生まれました。
幼少の頃に失明し、江戸にて鍼医山瀬検校の元で修行するも鍼術を習得できず破門されてしまいます。
しかしなんとしても上達したいと思った杉山和一は、江ノ島弁財天の岩屋にて21日間の断食修行を行いました。
その厳しい修行の帰り道、大きな石躓き意識を失ってしまいます。
夢の中で杉山和一の前に弁財天が現れます。
弁財天を拝もうとしたところ、身体にちくちくと刺さるものがあり目が覚めます。
そして目覚めた杉山和一がちくちくと刺さるものを手にとってみると落ち葉にくるまれた松の葉でした。
ここから着想を得て管鍼法を考案したと言われています。
(※落ち葉ではなく竹筒だった等諸説あります)
このように、日本の鍼灸の発祥の地と言えるほど江ノ島とは深い関わりがあるのです⛩
杉山和一が躓いたと言われる石は福石と言われ、現在でも江ノ島で見ることができます👀
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今日のブログは、江ノ島と日本伝統の鍼灸術である管鍼法の創始者である杉山検校のお話でした。
実は私も3年ほど前、江ノ島弁財天へのお参りと杉山検校墓参りへ行き、不思議なご利益を頂きました。
その話はまた来週、、、
コロナが一刻も早く収束し、また江ノ島へお参りに行ける日が来るのを願います。
コメントありがとうございますm(_ _)m
江ノ島弁財天様、とてもご利益がありますよね。
コロナが収束したらまたもう一度お参りに行きたいです。