ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

ある日、今日も田んぼの真ん中で

2019-12-27 | ある日、
まぁ、真ん中はどこかはさておきまして。


仕事終わり、ちょうど白鳥たちがねぐらへ帰り始めようという時間なのか、いくつも群れが編隊を組んで空を進んでいた。

近くの田んぼに群れが見えたので、車を減速させて接近。車を停めて窓を開け片手でシャッターをきる。


瓢湖あたりの白鳥は、人の接近に慣れているのか、近づいても驚くほど逃げないが、この辺りは、車が近づいてきたなという辺りから、ソワソワしだすのが見て取れた。もちろん、彼らの邪魔はしたくはないので、不必要なまでの接近はしないようにこころがけ、最低でも田んぼ1枚以上は離れているのだけど。
そして、他の群れがまるで誘いに来たように彼らの上を低空で通過してから、彼らも飛び立ち始めた。ということで俺のせいではない、と言っておきたいな、と。




あああ、みんな行ってしまうのね。
この辺りの群れだと、ねぐらは鳥屋野潟だろうか。あそこも多数が飛来しているけど、人から見えにくい場所に一番集まっていて、ここに来るのは警戒心強い白鳥なんだなという印象。とても俺の装備では鳥屋野潟で休んでいる白鳥は撮れない。まぁ市内の白鳥飛来地となっている潟はどこもそんな感じで、阿賀野市の瓢湖の「近さ」は驚きますね。村上や下田も近寄れるから、やはり餌付けがあると違うんだろうな。


毎日のように同じ田んぼ道を行くと、どうも決まった田んぼに白鳥がいる感じを受ける。特定の群れが同じところに通っているのか、違う群れが立ち寄っているのかは判別できないが。彼らにとって居心地のいい田んぼというものがあったりするのだろうか。

職場と家の往復の毎日だけど、冬になると訪れる白鳥たちは、なんてことのない風景に香辛料のようにきいています。


【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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