睡眠の質が悪くなる原因
睡眠の質はなぜ悪くなるのでしょうか?
今回は睡眠の質が悪くなる原因を3つご紹介します。
①スマホの見過ぎ
ブルーライトは睡眠の質を低下させる大きな要因です。
ブルーライトは睡眠を阻害するだけでなく、目の疲れを助長して、
慢性的な眼精疲労を招く恐れもあります。
②飲酒
アルコールを多く飲むと、体の中のアルコール濃度が高くなり、
眠くなりますが、その作用は2時間ほどで切れてしまいます。
寝る直前にアルコールを飲むと睡眠の後半で眠りが浅くなり目が覚めやすくなります。
そのため、睡眠の質がさらに悪化します。お酒を飲むこと自体が悪いわけではなく、
晩酌などでリラックすることは有効です。
③ストレス
ストレスは、交感神経を優位にします。交感神経が優位になると、
寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。
運動はストレスの解消に効果的で、適度な疲労感が寝つきを良くします。
ただし、寝る直前に運動を行うと交感神経が優位になり、
眠れなくなるかもしれないので、ストレッチ程度にするか、
日中に運動することをおすすめします。
そして、この交感神経を優位にする原因の一つがふくらはぎの硬さです。
睡眠の質とふくらはぎの関係
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていて、
足に降りた血液を心臓に押し戻すポンプの役割があります。
ふくらはぎが硬くなると、ポンプ作用が上手く働かなくなり、
血液をスムーズに心臓に戻しにくくなります。すると、全身の巡りが悪くなり、
血液を循環させようとするため、心臓が頑張って働こうとするため、
交感神経が優位になり、睡眠の質が悪くなります。
ふくらはぎを緩めるストレッチ
では、早速ふくらはぎを緩めるストレッチをご紹介します。
是非やってみてください。
・ローラーほぐし
①ローラーに片方の足首を乗せます。
②左右に揺らしたり、上下に揺らして、膝裏ギリギリまで行います。
③反対足も行いましょう。
・ボールほぐし
①ボールを膝裏に入れてゆっくりお尻を下ろし、2~3呼吸します。
※痛いので無理のしすぎに注意して下さい。
②少しボールを下に転がし、お尻を下ろします。
上半身を起こせそうなら、おこしましょう。
※ボールがずれる場合は、片手で押さえながら行ってください!
③もう少しボールを下げて、お尻を下ろします。
・寝る前簡単!ふくらはぎほぐし
①仰向けになり、両手両足を天井方向に持ち上げ、ぶらぶらさせます。
②両手でグーを作り、膝裏に入れたら、踵をお尻に近づけるようにして、
ポンポンリズミカルに叩きます。 ③もも裏全体行います。
ふくらはぎをゆるめて睡眠の質をあげよう!
普段、ふくらはぎに注目することはあまりないと思いますが、
実は睡眠の質を上げるにはとても大事な部位です。
ふくらはぎをゆるめて、スマホを寝る前に見るのをやめて、
睡眠の質を上げていきましょう。
ライター/長沢美月 モデル&ヨガインストラクター。
モデルとして雑誌やショー等で活動後、
現在日本テレビ『ズームイン!!サタデー』のキャスターとして活動中。