緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

黒髪山の古木 巨木調査・・・2021.3.14佐賀有田町

2021-03-14 16:32:37 | 黒髪山を守る山の会

黒髪山の自然を守る連絡協議会の「巨樹・古木の第1回調査山行」に参加しました

場所は黒髪連山牧山北面 ケヤキ谷周辺

目的は黒髪連山の巨樹・古木を調査して、佐賀県古木リストへの登録を目指す、黒髪連山の「自然力」を確認し、その価値を高める目的で、今回から3年間(各年度2回程度)行う計画

講師は 黒連協副会長の 松尾優さんでした

佐賀県のHPを見ると 「佐賀県の名木・古木」として登録されている樹種 本数が場所と一緒に 一覧を確認できました

今回の 対象木は ケヤキ ですが、佐賀県内で 32本がすでに登録されていました

その他には クスノキ・イチョウ・スギ・ムクノキ・シイ 等があります

伊万里市には 45本  (内 ケヤキは 大坪町に 1本 )
有田町には 15本 (内 ケヤキは 登録ありません) 

内訳から 黒髪連山の中には ケヤキ での登録はありませんでした

今回の調査場所は 鍋島藩の馬の放牧地もあり 周りに ケヤキを植えて高く売る目的での植林がされていたようです

吉澤知昭さん(森林樹木案内を出版されてる武雄在住)によると
ケヤキは 水の豊富な 光の当たる肥えた土地を好む
木材としての評価が高い
徳川幕府はこのケヤキに税金を掛けたと記されてました

そんな ケヤキの植林で伐採されたのは その中の優秀な木が優先であったろう

あんまり優秀ではなかった木は 伐採をまぬがれ、今に生き残っていると 言う流れです

場所の名前も ケヤキ谷  掛かる橋の名前も けやき橋となっていました

今日 集まったのは 黒髪山を守る山の会の会員 4名 と 講師の 松尾優先生です

面白い!  ワクワクする気持ちで山の中へ入って行きました

森の中での 松尾先生の説明は有意義でした
この場所には シダの観察に 数10回 歩いておられるそうです

我々も 山歩きには 負けません

しかし、山道があるわけでもないゴロゴロした岩が点在する山歩きです
汗も でます

ケヤキの 切り株です

チョッと このケヤキ 幹回りを測ってみました 約3メートル

ケヤキの木の肌は ウロコが 着いているような感じで ところどころ剥げ落とせます

こっちのが もっと大きいぞ・・!

いやいや こっちのが もっと大きいな・・

いや・・ 幹回り 4.1m が今日の 最大でした

立派に 佐賀県の 名木・古木リスト の ケヤキ部門 で 肩を並べれるサイズだと自身が持てました

これから、正式に どう進めて行かれるのか
協議会で 議論されます

僕らも 応援できるところは応援し
黒髪山の 魅力の一助となれることを願っています

ご苦労様でした

次回が 楽しみです

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