緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

黒髪山のふもとを散策・・・・自然観察

2009-06-06 20:37:21 | 黒髪山系
雲が低く黒髪山はもやって見えない朝、黒髪少年自然の家で3週間後に計画されている自然観察指導員のフォローUP研修会のためのコース下見を上赤先生がなされると聞き、是非参加しようと合流した。 会場に直行するんでは時間が余ると考え、山を越えた竜門ダム登山口から入山し見返り峠を経由して、黒髪少年自然の家へ行くコースを計画した。

天気予報では曇り、昼から晴れ間が見れると聞き、雨具はザックの中に入れ竜門ダムへ到着した。


7:00 出発後すぐ、ハナミョウガが迎えてくれた。 先週の小城天山ウォーキングでは既に終わりかけていたが、黒髪山系ではまだハナミョウガが美しかった。


山道は靄がかかり、なんとも神秘的雰囲気が感じられた。

石を敷き詰めた山道は苔むし、濡れて滑りやすいため慎重に進んでいった。
見返り峠まで約40分で到着。 
時間が余ると考え、お気に入りの木を見たく、ちょっと寄り道したくなった。
山並みは全く展望なく、雲の中のような幻想的な状態だった。


ヘビイチゴも雨に触れていた。

ノアザミも

ハルジオンも

ウツギの花も

ウツボグサも

みんな雨に濡れていた。 乳待坊公園を通って黒髪少年自然の家に着いた。



10:00まで1時間ほど単独で散策し、みんなを待った。

草花、生物多様性について上赤先生は分かりやすく丁寧に説明いただきながら約2時間ほど散策した。
自然を見つめる視点の違いを感じながら専門家の話はとても新鮮で新しい目が生まれたような感じを得た。

とても幸せな気持ちになり、とっても得したような気持になりました。
斜面と平面の地面に生えている植物、道を挟んで向こう側とこちら側で生えている植物の違い、グランドでも中央部と周りでも生えている植物は違う。 しかし、見た目だけでは分からなく、良く調べないと違いは分からないんだよと説明受け、納得。
余談の中で、クサイチゴは1年目は葉が5枚で花も咲かず、実もならないけど2年目は葉が3枚だよと。 2年目になって花も咲き、実が生るとは知らなかった。 又、3年目は枯れてなくなるとか。

楽しい時間を過ごし、再び黒髪山方面へ登り、見返り峠経由で竜門ダム駐車場へ着いたのが、2:30 雨も上がり少し日も射してきてました。



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