緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

ありた歴史発見バスツアーに参加 ②・・・ 2019.11.5 佐賀有田町

2019-11-06 12:21:29 | 日記

有田町生涯学習講座「ありた歴史発見バスツアー」に参加してきました。

計4回の今回は第2回目、案内役は第1回目と同じ、長崎地学会 武内浩一さん
昨年2018年10月20日「ブラタモリ」で案内役をされた方です。

参加者はマイクロバス定員いっぱいの約20名、毎年この時期に計画されています。
僕は2年前に参加し、ちょっと違った角度から有田町を知る講座です。

まずは、今回の主催者 有田町公民館の 館長 大串玲子さん 僕の中学校時代の同級生です。 よろしくね!

特に今回は地学、岩壁、有田街道、内山建物がテーマです。

生まれ育った有田町、もっと知りたい、触ってみたい、歩いて見たい、そんな気持ちで参加しました。

今回のテーマは『私の周りの気になる岩壁・地層』でした。

まず向かったのは、国見有料道路付近 です。

バスから降りた先は、これまで素通りしていた場所です。

武内浩一さんの挨拶・講話が始まりました。

林の中に入って行き、これまで興味もなかった場所、岩が無表情にごろごろしている場所でいきなりとハンマーで岩をたたいて割った破面を見せていただきながら説明が始まりました。


割った破面は黒い! 玄武岩だと

ハワイの キラウエア火山のイメージですと、マグマがどろどろと流れどんどんと台地を形成していく 玄武岩の特徴だそうです。黒い・硬い・重いイメージかな。
国見山は 玄武岩が噴出し、唐津上場から糸島地区まで続いているらしい。

しかし、その玄武岩 の境 砂岩の上に流れてきたようです。

ここには、砂岩が存在していました。

そんな 玄武岩の層
一部、有田地区は 陥没しているんだと

腰岳 には 黒い黒曜石、これは 流紋岩
流紋岩が 急速に冷えて 黒曜石ができたと

唐船城跡 は 流紋岩

青蜘山は 安山岩
富士山も安山岩

理解できないこといっぱいあったけど、説明は説得力があるわかり易い説明でした。
無理もありません、初めて聞く単語ばっかりでしたんで。

これから、少しづつ勉強します。

次は、大樽の 陶山神社へ移動

この場所は、僕が子供の頃 よく遊んだ場所です。
約60年前には、子供がたくさん遊んでいました。

ここで、どんな説明が

ここは、流紋岩が噴出してできた溶岩山の 境の場所

噴出してマグマの塊が盛り上がって
火山灰となって降り積もり

雨が降り、侵食し
川が生まれ、噴出したマグマが固まって山となり、その境の場所

そんな場所が、この有田町ではたくさんあり

こんな 断層みたいな場所に存在する 砂岩の中にごつごつした流紋岩、角礫(かくれき)流紋岩

そんな場所では、なだらかな傾斜が生まれ、その場所に 登り窯が作られていきましたと

さて、次は 中樽の白い壁
 

こんな場所にも、角礫(かくれき)流紋岩 

良く見ると、陶石となった コブシ大程の大きさの 流紋岩の塊が、砂岩の中に

そして、歩いて 忠先生家の 裏手にも こんな地層が

この地層と 下の地層には違いがあり・・・

「みなさんはどう考えますか?
 いろいろ想像するのが
  地球科学の醍醐味で、
   そこには ロマンがある」 と 武内浩一講師は 話されました。

今回は、地学の 一端に踏み込みました。 ありがとうございました。

生まれ育った有田町、もっと知りたい、触ってみたい、歩いて見たい、そんな気持ちで参加しました。

ありがとうございました。

違った目線んで 郷土を 観察できました。

次回は、11月14日(木)
尾崎 葉子さん(有田町歴史民俗資料館の 前館長) さんが講師をなされ

【有田焼を運んだ道 ~ 有田街道】がテーマです。

楽しみです。

よかったら、 僕のホームページも 見ていただければ、うれしいです。

来院される前に、
0955-42-2655 

 予約の電話 をお願いします。

  緒方フィーリング鍼灸 脉泉堂

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