丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(03/10)の東京市場

2020-03-10 19:13:23 | 2017年3月~2021年7月
株反発(19867)「朝方は売りが先行したが各国の経済政策への期待や円安進行、原油価格の下げ止まりを背景に次第に買いが優勢となった。ロイター通信などが「トランプ米大統領が給与減税などの経済対策を検討する」と報道し、次第に短期筋などによる先物の買い戻しが強まった。昼ごろには、安倍晋三首相が「各国の当局や日銀とも連携を密にしながら、必要とあれば主要7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)の合意に沿って、適切に対応していく」と発言し、政府の経済対策への期待が高まった。」。長期債下落(利回りは大幅上昇マイナス0.055%)「一時はマイナス0.030%まで上昇し2月14日以来、3週間ぶりの高水準を付けた。財務省が実施した5年債入札(142回債リオープン)が投資家需要の乏しさを示す結果となり、午後に入ってから一段と金利が上昇した。5年債入札の結果は、落札価格の最低と平均の差(テール)が過去最大となる18銭まで拡大した。応札額を落札額で割った応札倍率も2倍台にとどまり、低調な結果だった。「日銀がマイナス金利の深掘りをするとみる投資家がほぼいないことを改めて示唆する結果で、午後に売りが加速した」(国内証券のストラテジスト)という。9日に麻生太郎財務相が「今の段階で金融にできることは限られている」と発言しており、金融緩和への政治的な圧力は乏しいとの見方から債券には売りが出やすかった。」 . . . 本文を読む

本日(03/10_夕)の その他ニュース

2020-03-10 18:40:19 | 2017年3月~2021年7月
「ロシアの狙いは米国のシェールオイル企業に打撃を与えることだ」米調査会社SVBエナジー・インターナショナルのサラ・バクショウリ社長は、4月以降の石油輸出国機構(OPEC)との協調減産強化を拒否したロシアの判断を「賢い」と評価する。原油価格が下がり、シェール企業の損益分岐点に近づいた現状をみて、ロシアはサウジアラビアが率いるOPECとの決別を決めたというわけだ。(中略)ロシアは高コストのサウジに付き合うより、相場下落で自ら傷を受けながら「強敵」に育ったシェール企業を攻撃する方が得策だと判断した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要の急減見通しが、背中を押した。(中略)硬い岩盤層にとじ込められた石油を掘削と化学的な手法で取り出すシェール企業は、米国を日量1500万バレル(18年、英BP資料)の世界一の産油国に押し上げた。同1200万バレルのサウジが2位、同1100万バレルのロシアは3位につける。米国はOPECプラスの枠外だ。(*日経記事より) (図は、日本でも商業生産が始まる「シェールオイル」:「福米沢油田」のシェールオイル掘削方法(画像をクリックすると拡大)。出典:石油資源開発) . . . 本文を読む

昨日(03/09)の海外市況

2020-03-10 07:12:38 | 2017年3月~2021年7月
ダウ大幅続落(23851)「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に加え、原油先物相場の急落で米エネルギー企業の業績悪化懸念が広がった。リスク回避姿勢が強まり、ほぼ全面安となった。朝方から大幅安で始まった。前週末に石油輸出国機構(OPEC)がロシアなど非加盟国と減産拡大で合意できず、サウジアラビアが増産と価格引き下げに転じた。米原油先物相場は一時3割強下落した。米経済で比重が大きいエネルギー企業の資金繰りが悪化し、景気を下押しするとの懸念が強まった。エクソンモービルやシェブロンなど石油大手が売られ、シェール企業の株価は暴落した。原油安で財政が悪化する産油国が、穴埋めのために株式などの資産売却に動くとの見方も広がった」。原油大幅下落(31.13)、金続伸(1675.7)。債券続伸(10年債利回り低下0.54%)「未明に一時0.31%を付け過去最低を大幅に更新した。新型コロナウイルスのまん延に加え、原油相場の急落で景気や企業業績の懸念が強まり、相対的に安全資産とされる米国債が買われた。超長期の30年物国債利回りは0.27%低い1.02%で終えた。一時は0.59%と初めて1%を割り込んだ。WHOのテドロス事務局長は9日、新型コロナについて「パンデミック(世界的な大流行)の脅威が非常に現実味を帯びてきた」と述べた」。日経先物夜間引けは18890。14:25更新 . . . 本文を読む

本日(03/10_朝)の その他ニュース

2020-03-10 06:13:19 | 2017年3月~2021年7月
(写真は沖合でオークランド入港を待つクルーズ船「グランド・プリンセス」(8日)=AP)新型コロナウイルスの感染者が見つかった米大型クルーズ船が9日、米カリフォルニア州北部の港で乗客の下船を始める。米当局や運航会社は洋上隔離で感染が広がった日本から教訓を得て、早期の下船が必要と判断した。同じクルーズ船の元乗客から既に10人超の感染者が出るなど、封じ込めは難しくなりつつある。(1面参照)米クルーズ船運航大手カーニバルの「グランド・プリンセス」が9日、オークランド港に入港する。乗船歴のある高齢の男性が今月4日に新型コロナへの感染で死亡し、船内で感染が広がっている可能性が浮上。米疾病対策センター(CDC)などが洋上で一部の乗客・乗員を検査したところ21人の感染が判明し、対応を検討していた。8日に記者会見したカリフォルニア州のニューサム知事によると、約2400人の乗客の下船には2~3日かかる見通しだ。まず緊急治療や入院の必要がある乗客を下船させ、一般の乗客も健康診断を受けてから下ろす。カリフォルニア州の住民は同州北部のフェアフィールドにある空軍施設など、他州の住民はテキサス州などの施設で隔離し、経過観察する。日本人3人を含む外国人は近隣のオークランド国際空港からの出国を認め、カナダなどがチャーター機を派遣するという。約1100人の乗員は船内で隔離し、必要に応じて治療する。集団感染の可能性が浮上してから約5日間という短い期間に乗客の下船が可能になった背景には、日本での感染拡大がある。グランド・プリンセスは約700人の感染者を出した「ダイヤモンド・プリンセス」の姉妹船に当たり、7日にカーニバルが開いた記者会見でも日本の感染拡大との関連を尋ねる質問が相次いだ。カーニバル幹部は「日本で得た教訓を生かしている」と説明し、具体的には船内のゾーン分けや、乗客に対する不足した常備薬の手配などを挙げた。日本政府から情報提供などで協力を得ていることも明らかにした。(*日経 記事より) . . . 本文を読む