東京27日19:10現在 円は、108.88、ユーロは、119.77/1.100、豪ドルは、66.01/0.6062、英ポンドは、132.98/1.2213近辺 . . . 本文を読む
〇株続伸(19389)「新型コロナウイルスの感染拡大に対応する大型の米経済対策が早期に成立するとの期待から、前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急伸した。米株高の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行した。きょうは3月期決算企業の期末配当の権利付き最終売買日にあたり、配当の権利取りや機関投資家の配当再投資に絡む買いが入ったことも相場を押し上げた。国内で新型コロナの感染者数が急増し、首都圏では今週末の不要不急の外出を自粛するよう住民に求めるなど、経済や社会活動の先行きへの不安は根強い。「トレンド追随型の海外ヘッジファンドなど短期筋の買いが相場をけん引したが、中長期志向の機関投資家は引き続き様子見」との声も聞かれた」。
〇債券は軟調(利回りは上昇0.005%)「安全な資産とされる債券には売りが出た。もっとも、日本時間27日の時間外取引で米長期金利が一段と低下しており、国内でも長期金利がゼロ%まで戻す場面があった。中期債には売りが目立った。新発2年物国債の利回りはマイナス0.170%と前日から0.090%上昇した。日銀が国債売り現先オペ(公開市場操作)などで金融機関から資金を吸収しており、中期債には資金の置き場としての需要が減退している。財務省が27日実施した3カ月物国庫短期証券(TB)の入札が「低調な結果」となったのも海外投資家による需要の鈍さを意識させ、2年債の売りにつながった」。
〇(株式市場では政策発動の大義名分と「買い」材料視された、26日発表の週間の米新規失業保険申請件数(328万件)の急増だが)、為替市場では「米国の景気や雇用の悪化が想定以上になるとの見方」から 円買い・ドル売りを誘った。国内輸出企業による円買いも入って相場を押し上げた。 . . . 本文を読む
(写真はプロジェクト開始から10日で稼働した中国・武漢の「火神山医院」(写真:新華社/アフロ))中国の湖北省武漢市で新型コロナウイルス専門病院として、整備開始から10日後に稼働した「火神山医院」。ベッド数1000床の巨大施設が瞬く間に出来上がった様子は、世界を驚かせた。プラスPMコンストラクション・マネジメント(CM)部は、「火神山医院の建設過程を写真や映像で検証すると、日本でも同じような医療施設を突貫工事で建てることは、技術的に可能だ」。『ユニットハウス』を組み合わせたつくりだ」、市場に在庫の多い一般的な部材を用いるため、(後述の)条件をクリアできれば、施設の建設そのものは難しくないという。中国メディアが公開した情報によると、火神山医院のプロジェクトが動き始めたのは1月23日。設計図面は、重症急性呼吸器症候群(SARS)への対応として1週間で建てられた「小湯山医院」に倣った。1月23日の夜には建設予定地に多数の重機が搬入され、土地の高低差をならすための土工事が始まっている。作業は昼夜を問わず進行した。4日目から5日目にかけて基礎部分のコンクリートが打設された。「現場の写真から基礎コンクリートは無筋と見られる。多少の傾きを気にしなければ12~15時間後に建築物を施工できる」と言う。実際、着工から5日目の1月27日には、病棟の建設に手を付けている。■「くしの歯状」配置にした意味 病棟の「くしの歯状」の配置も工期短縮の工夫の1つだ。病棟と病棟の間には約9.6メートルの空間がある。施工事業者はここにクレーンを配置し、部材の揚重を行った。「昼夜兼行なら通常の3倍で施工が進む。」と推定する。■それでも日本で実現難しい理由 物理的に日本でも火神山医院の建設は可能だが、プロジェクトに求められる要件を考えた場合、超法規的な措置が必要となる。「プロジェクトマネジャーは、最終的な責任を取れる人物しか務められない」。例えば、用地取得。電気や水道などのインフラが必要なため、比較的都市部に近い土地の確保が必要だ。伝染病の専用施設となると近隣住民の反発は必至。交渉に長い時間がかかる。「物資調達や運送ルートの確保など、膨大な要件をまとめて『絵を描ける担当者』が不可欠。国の強権を発動してヒトやモノを動かせる中国だからこそできた」と言う。(*日経記事 日経クロステック 江村英哲)
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写真は 青森に春到来「雪の回廊」 八甲田・十和田ライン 日経電子版 より
映像(動画)は、自分が見たビデオニュースで、日付順になっています。最後の3つはHPのTopページです(CNNとBBCは英語)NHKは時事英語の学習教材となっています。 . . . 本文を読む
〇ダウ続伸(22552)「新型コロナウイルスに対処する大型経済対策が早期に実現するとの期待から、幅広い銘柄に買いが優勢となった。ダウ平均は引けにかけ上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。上院は25日、2兆ドルの経済対策法案を賛成多数で可決。家計向けの現金支給や中小企業向けの事実上の給与補填制度、飲食や航空会社などの支援。成立には下院での法案可決とトランプ米大統領の署名が必要だが、週内にも成立すると見込まれている。パウエルFRB議長は26日、「政策手段に限界はない」。経済対策に加えて、FRBによる緩和的な金融政策や金融市場などへの資金供給が景気を支えるとの期待を誘った。航空機のボーイングが約14%上昇。1銘柄でダウ平均を約147ドル押し上げた。原油価格の急落を背景に足元で売り込まれていた石油株も買われた」。
〇原油反落(22.60)「需要の減退観測が強まった。一段の増産観測が根強いことも売りにつながった。EIAが25日に発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫は9週連続で増えた。主要産油国の増産で、需給が一段と悪化する」、金は上昇(1651.2)「26日発表の新規失業保険申請件数は前の週から急増し、過去最大(328万件)。米連邦準備理事会(FRB)が一段と緩和姿勢を強めるとの見方が、金利の付かない金先物への買いを誘った」。
〇債券反発(利回り低下0.85%)「景気懸念が高まるなか、相対的に安全資産とされる米国債には買いが集まった。FRBの巨額の資金供給で市場に流動性が戻りつつあり、流動性不足への過度な懸念が後退したことも買いにつながった。NYーク連銀は26日、商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の買い入れを発表。FRBは速いペースで米国債などを買い入れ、資産供給を強めている。26日に行われた7年物国債の入札で需要が「非常に強かった」と受け止められたことも買い材料となった。上値は限られた。2兆ドル規模の大型経済対策が近く成立する見通し。資金調達のため国債の増発があり、需給悪化を懸念した売りも出やすい。26日の米株式相場が大幅に上昇したことも売りにつながった」。
〇日経先物夜間引けは19100。 14:15更新 . . . 本文を読む
2012年の米大統領選挙中、当時、共和党候補だったミット・ロムニー氏は、支持者との会合で民主党の現職大統領のオバマ氏を支持する47%の国民は「政府に依存しており、自分たちを犠牲者だと思い込んでいる」と発言したとリークされた。彼らが「受け取る権利があると考えている手当」は、自分の要求は何でも通って当然と考えているオペラの主役女性歌手のように医療から住宅、食料に至るまで「何でもありと思っている」と発言したとされる。16日、今は上院議員のロムニー氏は、すべての成人の米国民に一律1000ドル(約11万円)を支給するよう政府に求めた。このヘリコプターマネー案に加え、同氏は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として、有給休暇や失業保険、栄養支援プログラムの拡大を提案した。かつて米国の財政規律があまりにひどいとして、プライベートファンドのような容赦ないやり方で財政健全化を進めるべきだと主張していた財政緊縮派の同氏とは思えない大盤振る舞いぶりだ。今年の大統領選で民主党の指名候補獲得を狙っているが、同氏は今年も(そして78歳という高齢ゆえ今後も)民主党の大統領候補になることはない。民主党候補を選ぶ今月17日の予備選でフロリダなど3州で勝利したバイデン氏は、もはやサンダース氏のライバルというより、今やサンダース氏に大きな差をつけ地平線の向こうを前進する存在だ。しかし、およそサンダース氏に説得されそうにないロムニー氏がサンダース氏の政策の良さを理解し、提案したことはサンダース氏にとり救われる面があるだろう。3月上旬には考えられなかったことだが、米政治はここへきて社会民主主義に近い政策が次々と飛び出している。これまで左派的な議論は遅々として進まなかったが(富裕税の導入や医療制度に対する世論をみればいい)、コロナ感染拡大という緊急事態の雰囲気が高まる中、急に勢いを増している。コロナ危機によって、サンダース氏が考える世界のあるべき姿へと社会が変貌しつつある。(* 日経 FT記事より)写真:サンダース氏が米大統領選で民主党の指名を得ることはほぼないが、彼の「大きな政府が必要」とする考え方は今後も浸透していくという=ロイター . . . 本文を読む