東京20日 19:13現在、円は、107.71、ユーロは、117.85/1.094、豪ドルは、70.71/0.6564、英ポンドは、132.06/1.226近辺 . . . 本文を読む
■株続伸(20595)。「米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことを背景に短期筋による買いが断続的に入った。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動の再開への期待も買い安心感につながり、3月6日(2万0749円)以来の高値を連日で更新した。4営業日連続の上昇は4月3日~8日以来、およそ1カ月半ぶり。米中問題を巡っては、米トランプ大統領が米中貿易交渉の第1段階の合意は破棄しない姿勢だとの報道を受け、関係悪化への不安感が後退。米株価指数先物が上昇し、国内指数も連れ高した。FRB議長や米財務長官らが相次ぎ景気刺激策に前向きな姿勢を示したことで、市場心理が改善。国内でも緊急事態宣言が続く8都道府県のうち、大阪府など2府1県で21日にも解除されると伝わったことも買いを支える要因。米モデルナが開発中の新型コロナワクチンを巡る不安感もあり、朝方は上値が重かった。だが薄商いのなかで、緩やかに上げ幅を広げた。ソニーが完全子会社化するソニーFHは上昇。古河電、住友電が買われたほか、スクリンやアドテストも高い。一方、富士フイルムとデンカが売られたほか、東京海上やT&DHDが下げた。ソニーも安い」。
■債券軟調(利回り上昇ゼロ%)。「第2次補正予算に伴う国債増発による需給悪化懸念が引き続き意識されたほか、20日の日経平均株価が上昇したことで比較的安全とされる債券には売りが優勢だった。財務省が実施した20年債入札の最低落札価格は101円20銭と、市場予想(101円15~10銭)を上回った。応札額を落札額で割った応札倍率が4.25倍と、前回(3.58倍)から拡大したほか、小さいほど好調な入札とされる平均落札価格(101円26銭)と最低落札価格の差(テール)も6銭と、前回(11銭)より縮小した。強めの入札結果を受けて、超長期債の利回りは低下した。20年国債利回りは0.330%、30年国債利回りは0.460%だった。 . . . 本文を読む
豪ドル予想レンジのみ変更。 日銀の資金供給新手段議論(22日)への期待との報道であるが、中身はまだ見えず、短期金融市場での技術的な話題が、市場で過大な期待となっているように思うので為替の予想は基本そのままとします。豪ドルは現在値がレンジ外なので見直すこととしました。 . . . 本文を読む
ソニーは19日、約4千億円を投じて金融子会社ソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)を完全子会社化すると発表した。少数株主持ち分として外部に流出していた利益を止め、収益体質を安定させる。その先に目指すのは、サービスやソフトで継続的に稼ぐ「リカーリング」による成長モデルだ。(以下小見出しと抜粋)
■「金融はコア事業」
■集中と選択の基準はリカーリング
ソニーは2012年に平井一夫前社長が就任した後、事業構造改革を進めてきた。リチウムイオン電池やパソコン事業を切り離した一方、映画などコンテンツ事業は株主から売却を要求されたが温存した。集中と選択の基準となったのはリカーリングだった。ビジネスモデル転換の成功事例がゲーム事業だ。13年に発売した主力の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の本体販売台数は16年にピークを迎えて減少傾向にある。一方で19年度のゲーム事業の営業利益は2384億円と、16年度比で8割近く多い。PS3からPS4へと切り替わった13年度のゲーム事業が営業赤字に陥ったのとは対照的だ。
原動力となったのが、離れた場所でも友人らとゲームができるネットワークで、月間利用者は19年末には1億人を超えた。月額で850円かかる有料会員は約3900万人。ソニーのゲーム事業はハードの売り切りからサービスで継続的に稼ぐモデルに移行した。ゲームのように自前のプラットフォームを持たない音楽や映画でもリカーリングモデルへの転換を進めた。音楽事業では18年に人気ロックバンド「クイーン」などの著作権を持つ米EMIミュージックパブリッシングを約2900億円で買収するなど、ソニーはコンテンツなどIP(知的財産)の強化に動いている。
■社名を「ソニーグループ」に
ソニーは同日、社名を「ソニーグループ」に変更すると発表した。そのうえでテレビなどエレクトロニクス事業を束ねる中核持ち株会社の名前を「ソニー」にする。複合事業の相乗効果にリカーリングで磨きをかけ、さらなる成長を目指す。(*日経 記事より 図も同記事より) . . . 本文を読む
■ダウは反落(24206)。[前日に911ドル上昇後とあって幅広い銘柄に利益確定売。ワクチン開発の不透明感を強める材料で引けにかけて売りが加速。多くの州で経済活動を再開する動きの中、早期に再開したテキサス州などでは新型コロナの新規感染者が増加。当面は客数を制限しながらの営業で、正常化には時間が。楽観論がやや修正、持ち高調整の売りも出た。ダウ平均は引けにかけて下げ足を速めた。午後にヘルスケア専門誌がモデルナが開発中のワクチンについて「効果を信じるには情報が不十分」と報じた。前日期待が大きく株価も上昇しただけに、下げもおおきかった。ホーム・デポが下落。ウォルマートも買い先行後に売られ、2%安。前日は業績が新型コロナの直撃を受けている銘柄が軒並み大幅高だった。19日は一転して下落。ディズニーは2%安、ボーイングは4%安、エクソンモービルは3%安。一方経済対策への期待から上げに転じる場面も。19日米上院銀行委で証言したFRB議長や米財務長官が景気支援策の拡充に前向きな姿勢を示した」。
■原油は続伸(32.50)。「19日未明に一時高値33.44ドル。6月物は19日が取引最終日。主要産油国の減産で供給減が進む一方、経済活動の再開で需要が持ち直すとの見方。EIAは18日、6月の米シェールオイルの生産量が大きく減るとの見通し。OPECプラスが、先に合意した協調減産を順守との報道。米国では経済活動を再開する動きが広がりつつある。夏のドライブシーズンに向けて移動制限の解除が進み、ガソリン消費が持ち直すとの観測も浮上。原油需給の緩みが解消されるとの期待も相場を支えた」、●金は反発(1745.6)
■米国債は反発(利回り低下0.69%)。「FRBが金融緩和を強化するとの期待。米株相場が大幅反落、米国債の買い。FRB議長は「景気を支えるためにあらゆる政策ツールを活用」と改めて強調。量的緩和が長期化との市場の見方を強めた。米国の一部の州では経済活動の再開が進んでいるものの「新型コロナの感染拡大を抑える前に急いで再開するのは非常に危険だ」(ボストン連銀総裁)との警戒が根強い。4月の住宅着工件数は前月の改定値から30.2%減少。2年物国債相場は反発、0.16%」。
■日経平均先物夜間引けは、20390.
■(為替)日銀の新たな資金供給策(22日議論)が材料視された。
14:10更新 . . . 本文を読む